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脱毛サロンを開業・運営するためにはどんな資格が必要?民間の資格などを解説

脱毛の資格の勉強をする女性

脱毛サロンを開業・運営するためには、やはり資格が必要なのでしょうか。
脱毛を扱うにはどんな資格があるのか、必要な資格について知らない人が多いと思います。また、資格の種類について、それぞれの特徴や資格を取るために何をしたらいいのかなど、気になるでしょう。脱毛サロンに関する資格についてご案内します。

脱毛サロンを開業・運営するときに資格は必要?

脱毛サロンで施術するには、脱毛機を使用します。脱毛サロンで脱毛機を扱う場合、医療脱毛機でなければ、脱毛機を扱うための資格は不要です。しかし実際は、脱毛機を使いながら身体に施術を行うため、ともなう研修が必要です。

また、脱毛サロンの紹介で「当サロンではスタッフ全員が○○資格を取得しています」という文字を見かけたことがあるでしょう。このように脱毛に関する資格があるので、専門の資格をもっている方が告知もできますし、お客様も安心します。

脱毛サロンを開業・運営するときにあると便利な脱毛士検定

お客様に喜ばれる脱毛サロンを目指すために、脱毛士検定を受けて資格をとると便利です。
脱毛士検定は「日本脱毛安全普及協会」が発行する資格で、取得すれば「連射式脱毛施術」を安全に提供することができます。

脱毛士検定について解説しますので、検討してみてください。

脱毛士検定の各級について

脱毛士検定は、3つの級に分かれており、合格すれば脱毛士の資格が取得できます。サロン内のスタッフのレベルを引き上げるための社内教育ツールとしても利用が可能です。

さらに、技術や知識がある方でも、より詳細な知識や情報を得ることができます。スキルアップを目的とした、さらなる技術向上を目指すために役立つ検定です。

3級脱毛士

・脱毛士としては入門コースレベル
・協会認定講師による講座(3級脱毛士取得講座)を受講すれば取得可能
・筆記試験・実技試験はなく試験料も不要
・更新不要

2級認定脱毛士

・筆記テスト(90分)
・検定料6,000円(税込)
・美容関連全般の実務経験6か月以上必須
・筆記試験でテキストの内容を理解できているかを確認
・1年間の自動更新(更新料5,000円あり)

上級脱毛士

・1次試験は筆記・2次試験は面接形式の実施による2つの試験となる
・検定料15,000円(税込)
・美容関連全般の実務経験24か月以上であること
・2級認定脱毛士試験の合格
・筆記試験によってテキストの内容が理解できているかを確認
・実施試験でお客様へ必要な配慮を持って対応ができるかを確認
・1年間の自動更新(更新料10,000円あり)

資格取得方法

脱毛士検定の資格取得方法について解説します。いずれもWEB検定なので、ご自宅やサロンで受験が可能です。

資格取得までの流れ

希望する級の講座に申し込み、受講する
もしくは、自身で脱毛士検定対策のテキストを購入し、自身で学ぶ
日本脱毛安全普及協会の公式HPより、希望する級の脱毛士検定に申し込む
検定試験を受ける
試験1か月後に書面にて合格発表
資格取得

検定教材

脱毛士検定を受ける場合には「脱毛士検定対策テキスト(有料)」が必要です。対策講座や受験申し込み時に同時購入ができます。

ディプロマ(認定証)の発行方法

脱毛士検定に合格したあと、会員制度へ申請することによってディプロマ(認定証)の発行が可能です。ディプロマがあれば、お客様へ高い技術と知識を持った脱毛士が在籍することを告知することができます。連射式脱毛を受けたいという方への判断材料にもなるでしょう。さらに、上級脱毛士合格者が在籍する場合は、別途認定サロンとしての認定証の発行も可能です。

脱毛サロンを運営で使える信頼度の高い民間資格とは

脱毛サロンを運営するときに使える資格の中から、信頼度の高い民間資格を紹介します。これらは、民間資格とはいえ美容業界でも有名な協会・団体が提供しているものです。脱毛に関する資格なので、参考にしてみてください。

認定上級エステティシャン資格

日本エステティック業協会(AEA)が認定する資格のうちの一つです。フェイシャルとボディに関する知識と技術があり、熟知しているエステティシャンとして認められます。AEA基礎資格「認定エステティシャン」を取得したあと、さらにカリキュラムを取得し「上級認定エステティシャン」の取得を目指します。

1次試験(筆記試験)に合格すると、2次試験(実技試験)の受験が可能です。AEA認定校では、実技試験対策講座や模擬試験を行い、AEA認定試験アンバサダーである講師が相談にのるなどのバックアップ体制が整っています。

受験資格

フェイシャルか、もしくはボディに関する2年以上の実務経験としてあることが条件です。さらに、AEA認定エステティシャン資格を持っているかが問われます。

資格が無ければ、日本エステティック試験センター加盟の各団体が認定しているエステティシャン資格を有している場合でも受験ができます。あわせてフェイシャルか、もしくはボディに関して1年以上の実務経験が必要です。

CPE(認定電気脱毛士)

電気脱毛士の認定資格のことで、日本スキン・エステティック協会(JSA)が認定する資格のうちの一つです。アメリカの電気脱毛士団体であるAEA(米国電気脱毛協会)が優秀な電気脱毛士としてCPEを推奨しており、世界でも電気脱毛士を紹介するときに医師が重要視するなど、信頼性の高い認定資格と言われています。

受験資格

CPE予備試験(実技)の合格者であり、電気脱毛の実務経験として1年以上であることが必要です。合わせて実務時間経験が600時間以上ないと受験できません。そのほか、CPE認定資格が失効してから5年以内である場合や、アメリカの州の免許である「電気脱毛ライセンス」を取得してから1年以上の実務経験がある場合も対象です。CPE取得者が更新する場合に受験することができます。

資格の更新

資格の有効期間は5年間です。自動更新する場合は、5年間のうちにCEUセミナー・講習会・通信教育を受講して、なおかつ75時間分の継続教育ポイントを取得することが必須となります。継続教育ポイントを取得できない場合は、自動更新ができないため注意が必要です。再度CPE認定試験を受験することになります。

認定トータルエステティックアドバイザー資格

日本エステティック協会(AJESTHE)が認定する、上級エステティシャンの上位資格です。エステティックを総合的に理解し、お客様が求める実践力やサロンでの指導力のあるエステティシャンに与えられます。

資格取得の条件

まず、AJESTHEが認定する「上級エステティシャン資格」か「CIDESCO資格」の取得者でなければなりません。
さらにその資格を取得後、2年以上または通算5年以上の実務経験があることも必要です。資格取得講座を受講していること、資格取得試験に合格していることも条件になります。

資格取得試験の内容

筆記試験は、選択式問題で60分
筆記試験の出題範囲は、新エステティック学第2版の理論編・技術編より
実技試験はプレゼンテーション5分・ロールプレイング10分
実技試験は設定されたテーマにあわせて、試験管2名をサロンスタッフと想定したうえで行う

脱毛サロンの経営に必要な資格についてのまとめ

脱毛サロンの経営は、国家資格を取らなくても簡単に開業することができます。そのため、脱毛は大きく分けると「光脱毛」と「レーザー脱毛」に分かれますが、脱毛サロンが扱えるのは医療脱毛にあたらない光脱毛です。

しかし、光脱毛ができるとしてもお客様の立場からすると、資格を持っているスタッフが在籍する脱毛サロンの方が信頼されるでしょう。また、働いているスタッフ自身も、スキルアップを目的として資格をとることにやりがいを感じることもあります。脱毛の資格の勉強をする女性脱毛サロンの経営を考えている場合は、民間資格を取得することを選択枠として検討してみてください。

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