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エステサロンで業務用脱毛機を導入することが増えている?メリットと注意点を解説

美容脱毛がブームになる中で、脱毛サロンを展開する美容サロンも、徐々に増えてきています。大手フランチャイズから個人経営まで、さまざまな形態がありますが、近年の脱毛ブームを受けて、顧客のニーズを捉えた結果生まれているトレンドだと言えるでしょう。

そこでここでは、脱毛機をエステサロンで使う際のメリットや注意点について、解説していきます。

エステサロンでは脱毛機の導入が増えている?

今まではエステはエステ、脱毛は脱毛と、サロンで行うことは比較的明確に分かれている状況でしたが、最近では徐々に、エステも脱毛も、どちらも行うサロンも増えています。
どのような形で導入されるのか、具体的な例も交えながら紹介していきます。

コースの一環や特典として導入される

最もスタンダードなパターンでは、エステサロンの形態をとりながら、コースの一環や特典として脱毛機器が導入されるというパターンです。

脱毛することは常識つつある最近の美容トレンドですが、高くて脱毛サロンを選べないという人にとっては、脱毛のプランを言える値で一石二鳥のプランで喜ばれるので、それにより全体的な売上をアップすることができるようになります。

またきちんとした脱毛機を用いて脱毛を行うことで、お客様の満足感を向上させることも可能となり、エステの施術と合わせて満足感についても一石二鳥の体制を作ることが可能です。それによってリピーターになってくれるお客様が増えるようなことも十分に考えられるでしょう。

エステサロンで脱毛機を導入した戦略例

それでは、具体的なエステサロンで脱毛機を導入した導入例を取りあげます。

脱毛で集客し、エステへの導線にする

例の一つ目としては、フェイシャルエステやボディエステをメインのコースとして置くのはそのままにして、エステコースへの導線として、脱毛のコースを用意するというものです。

脱毛サロンは、多くの場合初回は無料カウンセリングや体験を行いますから、無料ならば話だけでも聞いてみようかという心理が働き、これまでサロンを見つけていなかった顧客が訪れるようになります。それをきっかけに知名度が上がったり、脱毛以外のプランに関心を持たれたりして、新規顧客獲得になるケースがあります。

脱毛とエステを同列のプランとしてメニューに加える

また別の導入例では、もともとエステの利用でサロンに通っていた顧客へ、アップセルとして脱毛のプランを提案するというパターンです。1人の顧客が複数の目的でコースを組んで来店することになるので、結果として単価アップとなります。

すでにいる顧客に勧めることのメリットとして、すでにこちらは顧客の肌の悩みや理想の姿を知ってエステの施術をしている上、何度も通ってもらうことである程度の信頼関係が築けている状態であるということです。

その顧客に合わせた脱毛プランの提案を、比較的効果的に行うことができ、成約につながりやすいということです。

そのほか、ジムやセルフエステ店での導入例

個人のサロンでも、フェイシャル、ボディエステを専門としながら脱毛のコースをとり言えているエステはあります。特殊な例では、ジムやセルフエステで、使い放題のような形で提供しているパターンで、これはオプションとしての訴求力、競合との差別化として機能していると考えられます。

ジムやセルフエステのような業態で取り入れる場合には、専門的なスタッフなどが少ない、またはいない場合もあるため、使い方の説明を動画などを用いてユーザー向けに分かりやすく行う必要が出てきます。また万が一事故が起こってしまったような場合にどのように対応するかということについても、きちんと明記しておく必要があるでしょう。

エステサロンで脱毛機を導入する際の機器の選び方

エステサロンで脱毛機を導入する際には、主に以下の注意点があります。費用や法律に関わることもあるので、確認しておきましょう。

出力数

まず注意したいのは、脱毛機の出力数です。エステ脱毛は医療脱毛とは違うので、高出力の脱毛機を採用すると違法になります。

医師法第17条によれば、

「脱毛行為等に対する医師法の適用 以下に示す行為は、医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反すること。

(1) 用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為」
引用元:https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta6731&dataType=1&pageNo=1

とされています。

脱毛機の購入の際に、「医療脱毛用」と呼ばれているのは、医師ら医療従事者しか扱えないものです。ただ、いわゆる一般に業務用脱毛機で販売されているものは、あくまでエステ脱毛用の業務用脱毛機になりますし、メーカー側もそこは理解しているので、ご安心下さい。

本体価格

サロン用の業務用脱毛機は、数十万円〜数百万円と、非常に高額になるので、機種選びには慎重になることが必要です。
メインではなく、特典やコースの補助的な物であれば、中古で安く導入すると言うのも、一つの経営戦略としては考えられるかもしれませんが、中古のデメリットについてはよく理解しておく必要もあります。むしろ中古での脱毛機導入はデメリットの方が多いので注意しましょう

中古の場合には前の所有者の使い方が悪かったり、経年などによって先述した出力数が記載の数字と変わってしまっているような場合もあるでしょう。そのような際に、お客様にきちんと満足をしてもらえるものとなっていない可能性もあります。

また中古の機器を購入したあとにそのような問題が分かってしまった場合には、修理や買い替えなどの費用が必要になってくる場合もあります。問題ない機器だったとしてもメンテナンスの頻度が新品よりも上がってしまうようなことも考えられるため、トータル的なコストも含めて中古の業務用脱毛機は避けるべきです。

ランニングコスト

脱毛機には維持費として、買った後にも費用が発生するものがあります。その1つが、ランニングコストです。これは具体的には、脱毛機に使われているランプやカートリッジの交換費用などを指します。レーザーやLEDなど、脱毛のために必要な光の出力は強いので、当然ながら使用と共に劣化していきます。機器の寿命が近づくとどうしても出力が弱まってくるため、定期的なメンテナンスが必要になります。

維持費が継続的にかかるので、メインのエステ事業との兼ね合いで支出に耐えられるかを試算することが大切です。また機器の故障などが起きてしまった場合には修理費用や買い替えの費用がかかりますが、想定よりも早い段階で故障してしまい、そういった費用が急に必要になってしまうようなことも考えられます。

そういった不測の事態の場合であっても対応できるようにしておくためにも、ランニングコストについては比較的余裕を持った金額を用意しておく必要があるといえるでしょう。

まとめ

ここまで、脱毛機をエステサロンで使う際のメリットや注意点について、解説してきました。

脱毛を安く提供して、お客さんを集めて、エステを受けてもらう、もしくはエステのお客さんのアップセルとして、脱毛を提案するなどの方法が、脱毛機を導入することで打ち出せるようになり、顧客一人当たりの単価アップを目指すことができます。

自分のサロンに脱毛機を置いてみようかと考えてている方は、これを機にぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?

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