人気の脱毛サロン業界はトラブルも急増中?注意したいポイントを解説!

脱毛は、人の肌に施術を行うため、中にはトラブルになることもあり得ます。
脱毛に関するトラブルとはどのようなものがあり、どのように対処すべきなのでしょうか。

この記事では、脱毛や脱毛サロンの運営において起こりうるトラブルを紹介し、さらにトラブルが発生しないためにどのような対策を行うべきかについて解説しています。
これから脱毛サロンを展開しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

脱毛・脱毛サロンで起こりうるトラブルについて

新型コロナウイルス感染症により、さまざまな業種が打撃を受けて減収や閉店などのダメージを受けている中、脱毛業界はますますの発展を見せている珍しい業界です。
中にはセルフ脱毛サロンなど、これまでの概念を超えた業態も誕生し、今後ますますの発展が見込まれています。

その一方で、脱毛や脱毛サロンに関するトラブルが増えていることも事実です。
2021年には、国民生活センターに脱毛に関する相談が4,106件寄せられ、前年より1,200件も増えている実情があります。
ここからは、脱毛サロンのオーナーの視点で見た脱毛サロンで発生しうるトラブルについて解説します。

契約に関するトラブル

脱毛に関するトラブルで最も多いのが、契約に関するトラブルです。
消費者生活センターに寄せられた、脱毛サロンの契約に関する相談で代表的なものとして、「断っているのに不要なコースを契約させられた」「オプションでケア用として化粧品を買わされた」「すすめられたオプションで別料金が発生した」「もともと聞いていた値段と違う(無料と聞いていたのに料金を取られた)」などがあります。

これらのトラブルは、契約時に脱毛サロン側と顧客の認識が一致していないために起こることが多いケースです。

書類や資料を作成し、顧客の不安や心配を解消してから契約していれば防ぐことができます。
契約書や同意書で明文化するだけでなく、イラストなども取り入れた契約に関する資料を用意しておくとさらに認識の相違は解消され、トラブルになることもないでしょう。

効果に対するトラブル

顧客の中には、自身がイメージしていたり説明を受けたような効果が見られなかったりするということで、解約・返金を希望するといったトラブルも多く見られます。
体毛のサイクルなどには個人差があり、すべての顧客が一律で同じ期間に同じ効果を得られないことを事前に十分説明しておくことでこのトラブルも回避できます。

また顧客が施術師に対し、施術や効果に対し不信感を持っていることで効果が表れにくいという場合もあるでしょう。

施術師は、施術や脱毛に関する知識や技術をつねにアップデートしておく必要があります。
また、顧客のデリケートな部分に関する施術になるため、顧客の心もケアできるようなトーク術を磨いておくと顧客の信頼を受けることができ、トラブルをおさえられます。

皮膚に対するトラブル

人間の肌は千差万別に異なる特徴をもっています。
また同じ人でも体調などにより、脱毛施術後にトラブルが発生したりしなかったりすることが起こりえます。

脱毛施術後の肌や皮膚に関するトラブルで、消費者生活センターに寄せられた相談は、やけど、患部の痛み、ひりひり感、色素沈着、肌荒れ、硬毛化などです。

業務用脱毛機は、光脱毛が多く機械の出力を上げることにより、施術も早く済みますが、その分肌に与える負担が大きくなります。
どの症状も起こってはならないものですが、やけどの跡や色素沈着など目にはっきりと見える形で症状が出ると、顧客の信頼を失いその失望感が大きな怒りになってしまいます。
最悪の場合、訴えられることもあるかもしれません。

大きな問題に発展させないためには、毎回施術前にカウンセリングをしっかりと行い、その日のコンディションに合わせた施術を行うことが必要です。
地道な行動がトラブルを減らすことにつながることを忘れないようにしましょう。

また、万が一施術中にやけどなどを負わせてしまった場合などには、すみやかに提携している医療機関を紹介するなど心身のケアも大切です。

トラブルを起こさないための対策方法

脱毛には、さまざまなトラブルが起こることが想定されます。
トラブルが大きくなればなるほど、サロンの運営は難しくなり金銭的な問題も発生するでしょう。

こうしたトラブルを防ぐためには、開業前からしっかりとした対策を行っておくことが必要です。ここでは、代表的な対策をいくつかご紹介します。

脱毛機の性能を熟知しておく

サロンに置く脱毛機を選ぶ際には、メーカーから十分な説明を受け納得したものを導入するようにしましょう。
最初から1つのメーカーに決めて脱毛機を選ぶのではなく、いくつかのメーカーをピックアップして比較することも大切です。

施術方法はもちろん、起こりうる肌トラブルやその対処方法などをしっかり理解します。
修理やメンテナンスのスパンや、消耗品・部品の保有期間なども確認しておきましょう。
また可能であれば購入前に自分自身もその脱毛機で施術を受けておくと安心できるうえ、顧客への説明にも信ぴょう性が増すのでおすすめです。

事前研修は入念に行う

脱毛サロンの開業前には、実際に施術を行うメンバーに十分な研修と実習を行います。
脱毛機のメーカーからトレーナーを呼ぶといいでしょう。
施術だけではなく、顧客をリラックスさせ、継続して通おうと思わせるようなトーク術なども学ぶ必要があります。

またトラブルが発生した際に、まず顧客の立場に立って対応できるようなシミュレーションも行っておくことも大切です。

信頼できる機関と提携する

万が一、大切な顧客の肌にキズを残すことになった事態に備えて、信頼できる医療機関と提携を結んでおく必要があります。
トラブルが発生した場合に、速やかに連携を取って処置ができるようにしておきましょう。
脱毛機のメーカーにも報告と相談するようにしてください。

最悪のケースとして、訴訟問題などに発展することも考えられるため、弁護士や専門家とも連携を取っておくと安心でしょう。
問題が大きくなって自分たちの手に負えなくなった場合は、警察に相談することも対策のひとつです。

真摯な態度で顧客と向き合う

いくら万全の体制を整えて開業したとしても、場合によってはトラブルが発生するかもしれません。
その場合は、たとえ医療機関や弁護士・専門家と連携を取っていたとしても問題を丸投げするようなことをせずに、真摯な態度で顧客と向き合いましょう。

すべてを相手の言い分に従う必要はありませんが、誠意をもった謝罪と対応が必要です。
誠意をもって対応することで、顧客の怒りも少しは鎮静化させることができるでしょう。
そのうえでしっかりと話し合いを行い、両者が納得できるように話を進めることが必要です。

脱毛サロンで起こりうるトラブルとその対策法のまとめ

この記事では、これから脱毛サロンを展開しようと考えている人に向けて、脱毛サロンで起こりうるトラブルとその対処方法について解説しました。
人間の肌はそれぞれに異なるため、万全の体制を整えていたとしてもトラブルは起こることが考えられます。

そのような場合でも、事前に研修を行い対策を取っておくことで、トラブルの重篤化を防ぐことができるでしょう。
この記事を参考に、ぜひトラブルの少ない脱毛サロン運営を目指してください。

セルフ脱毛サロンは儲かる?開業前に知っておきたいポイント

高い需要のある脱毛市場のなかでも、新しい事業形態として注目を集めているのがセルフ脱毛サロンです。
開業までのハードルは低いといわれていますが、新しい事業形態であるため、儲かるかどうか、どのようなことに注意すべきかなど、明らかでない点がいくつかあります。今回は、セルフ脱毛サロンが儲かるかどうかにくわえ、開業するうえで知っておきたいポイントを解説します。

セルフ脱毛サロンとは

セルフ脱毛サロンとは、顧客自らが脱毛機を操作して施術する脱毛サロンです。スタッフなどの人目を気にせずに脱毛できるうえ、一般的な脱毛サロンよりも安価で利用できることを理由に、現在注目を集めている新しいビジネスだといわれています。開業には資格も不要であることから、未経験でも参入しやすいビジネスです。

また、よくある疑問として、従来の脱毛サロンとの脱毛性能の違いがあげられますが、設置する脱毛機は、従来の脱毛サロンで設置するものと同じ業務用であるため、性能という点において劣ることもありません。

セルフ脱毛サロン開業のメリット

セルフ脱毛サロンは、店舗経営側にも顧客側にもメリットが多いビジネスです。以下はセルフ脱毛サロン開業のメリットであるため、開業すべきかどうかを判断する際に参考するとよいでしょう。

接客する必要がなく、人件費も削減できる

セルフ脱毛サロンは、顧客自らが施術を行うため最低限のスタッフで運営できます。雇用にかかる人件費を削減できるうえ、以下のメリットを得ることも可能です。

・未経験でも開業できる
・接客する必要がない
・感染症のリスクが低い
・スタッフに対する接客指導や施術指導をする必要がない

脱毛サロンを運営するうえで、人件費が占めるコストは高いです。低予算で開業できることもあり、新規参入しやすい事業であるといえます。

自由な経営が実現できる

セルフ脱毛サロンは、施術スタッフが不要であることから、従来の脱毛サロンよりも自由な経営が可能です。たとえば、以下のような店舗形態で開業できます。

・無人サロンにすれば副業でも開業できる
・24時間365時間、好きな時間帯で運営可能
・受付のみにスタッフを常駐させて、トラブルや清掃の対応を担う

セルフ脱毛サロンは、自分のライフスタイルにあわせて開業することも、顧客ニーズに応えられる店舗をつくることも可能です。

顧客ニーズに応えられる

セルフ脱毛サロンは、開業する側だけでなく顧客にとってのメリットも多いビジネスです。以下のような顧客ニーズに応えられるので、高い集客率を見込めるといえます。

・自分で施術できるため、人目を気にせず脱毛できる
・好きな箇所を自由に脱毛できる
・接客時間や待機時間などの無駄な時間が発生しない
・長期的な契約は不要なので安心して利用できる
・接客がないので、過剰なセールスがないという安心感が得られる

従来の脱毛サロンにおいて、中途解約による返金トラブルなど、長期契約・契約金が高額であることを理由にしたトラブルが発生しており、不安視している顧客や顕在顧客がいます。セルフ脱毛サロンでは、これらのトラブルが発生しにくいと考えられるため、顧客は安心して利用することができるでしょう。

セルフ脱毛サロン開業のデメリット

セルフ脱毛サロンの最大の特徴は、人目を気にせずに施術ができたり安く利用できたりする「手軽さ」にあります。一方で、以下のようなデメリットを併せ持っているので、開業前に対策を練っておくのがおすすめです。

顧客単価が低い

一般的なセルフ脱毛サロンは、1か月1万円以下の料金設定であるため顧客単価が低いです。とはいえ、無人経営などで出費を抑えることができたり、従来の脱毛サロンの価格帯に不満をもつ顧客獲得が狙えたりするため、工夫によって顧客単価の低さをカバーすることができます。

さらに、無人・セルフビジネスに追い風が拭いている現代において、セルフ脱毛サロン開業は先行利益を勝ち取りやすいともいえるので、高い利益を得ることも十分に考えられるのです。

トラブル発生時の対応がむずかしい

顧客自らが施術するセルフ脱毛サロンは、肌トラブルや機械トラブルに対してスムーズな対応がむずかしい場合があります。しかし、スタッフが施術すればトラブルが発生しないわけではありません。セルフ脱毛サロンでは、以下のような対策を施してトラブルを防止したりスムーズに対応したりするとよいです。

・初回は、脱毛機の使用方法や注意点を説明する
・使用方法や注意点などを掲載しておく
・トラブルを防止するための同意書を準備する
・受付にスタッフを1人常駐させておく

顧客が、脱毛機や毛周期を理解して施術できる環境を整えておくとよいでしょう。

セルフ脱毛サロンが儲かる理由

セルフ脱毛サロンが儲かる理由として、高い需要と顧客ニーズに応えられる経営形態があげられます。以下は儲かる3つの理由であり、セルフ脱毛サロンの強みともいえるため、セルフ脱毛サロンを開業する際は、強みを反映させるとよいでしょう。

脱毛市場は成長し続けている

脱毛市場は、性別・年齢層問わず利用者が増加し続けている市場です。とくに、男性の利用率と1人あたりが脱毛に使用する金額が増加しています。

さらに、介護脱毛という新しいニーズが高まっていることにより、さらなる需要が見込める市場であるともいえるでしょう。あわせて、セルフ脱毛サロンは、高い需要のなかで無人・セルフビジネスの追い風と、人目を気にせず脱毛できるという利点の相乗効果も期待できます。

低ランニングコストで運営可能

セルフ脱毛サロンは、小スペースで開業したり少人数で運営したりできるため、店舗にかかる家賃や人件費を抑えることができます。通常、高い利益を生み出すには、多くの顧客から売上を得ることが重要ですが、月々の出費を減らすことでもより多くの利益を得ることが可能です。

つまり、月々の出費が抑えられるセルフ脱毛サロンは、利益が生み出しやすい事業だといえるのです。

365日24時間営業も可能

セルフ脱毛サロンでは、スタッフが常駐していなくても営業できるため、安全面や防犯面さえ確保できれば365日24時間営業することも可能です。営業時間を拡大することで、来客数が増加するとともに以下のメリットも得られます。

 

・平日や昼間などに時間がとれない社会人や学生も通いやすい
・従来の脱毛サロンで問題視されていた予約がとれないという状況を回避

セルフ脱毛サロンでは、従来の脱毛サロンが逃していた顧客を獲得できるうえ、従来の脱毛サロンに不満を抱く顧客の獲得も狙えるといえます。

セルフ脱毛サロンの開業に必要なもの

セルフ脱毛サロンの開業費は、500万円前後であることが一般的ですが、無人型サロンや少人数サロンであれば200万円程度で開業することができます。以下は開業に必要なものです。

・店舗物件にかかる初期費用
・外装、内装にかかる内装工事費用
・業務用セルフ脱毛機の導入費用
・大型備品:ベッド、棚 etc.
・消耗品:ベッドシーツ、脱毛ジェル、ゴーグル、清掃用具 etc.
・広告宣伝費:SNSやGoogleマイビジネスなどを活用すれば無料

とくに、以下の2つのポイントはセルフ脱毛サロン開業において、集客率や顧客満足度に大きな影響を与えるといえます。

脱毛機

セルフ脱毛サロンで導入する脱毛機は、施術トラブルを防止するためにも慎重に検討することをおすすめします。中古品や安価な脱毛機を避け、以下のポイントをふまえて選定するとよいでしょう。

・日本人の肌用に調整されている国産のセルフ脱毛機
・出力調整をはじめとする、操作が簡単であるセルフ脱毛機
・施術トラブルやマシンの不具合に対応する、保証やサポートが充実している

接客する必要のないセルフ脱毛サロンにおいて、導入する脱毛機の性能は顧客満足度に直結します。そのため、安全性・脱毛効果の高い脱毛機を選ぶことが大切です。

個室

セルフ脱毛サロンでは、カーテンの仕切りなどではなく、扉や壁で区切られている個室を用意する必要があります。とくに、無人型のサロンや24時間営業サロンを開業する場合は、鍵付きにするなどして防犯面に配慮しなければなりません。なかには、スマートフォンのアプリで施錠できる機械などがあるため、それらを活用して顧客が安心して利用できる個室を用意するとよいでしょう。

セルフ脱毛サロンを開業するときに知っておきたいポイントのまとめ

セルフ脱毛サロンは低予算で開業できるうえ、新規参入がしやすいビジネスだといえますが、事業計画は大切です。
とくに慎重に行うべき事柄は脱毛機の選定であり、肌に直接照射することからも、できる限りリスクやトラブルを避けられる脱毛機を選ぶ必要があります。安全性と効果が高い脱毛機を選定して、高い顧客満足度が得られるようにしましょう。

LED脱毛のメリット・デメリットとは?光脱毛との違いについて

脱毛機の導入を検討している人の中には、LED脱毛と光脱毛で迷っている人もいるのではないでしょうか。今の主流は光脱毛ですが、LED脱毛を導入するサロンが徐々に増えています。

脱毛機を導入する上で効果を実感できるだけでなく、メリット・デメリットを把握しておくことが重要です。今回は、LED脱毛のメリット・デメリット、光脱毛との違いについて解説します。

LED脱毛機について

光源にLEDランプを使用している脱毛機であり、他の脱毛機とはレーザーの波長が異なるのが特徴です。医療資格が無くても導入可能であり、低価格で施術できます。技術革新による脱毛機の小型化も年々進んでいるので、脱毛専用サロン以外でも導入しやすいと人気を集めています。

脱毛機によっては施術後の冷却が不要なものもあるので1人あたりの施術時間が短縮され、店舗の回転率を向上させることが可能です。

LED脱毛のメリット

ここでは、LED脱毛の3つのメリットについて説明します。

・低刺激で施術可能
・短期間で施術可能
・毛質に影響しない

それぞれ説明します。

低刺激で施術可能

LED脱毛は低刺激で施術可能なので、ほぼ痛みを感じることはありません。
従来の脱毛機はメラニン色素や毛根に光を照射することでダメージを与える脱毛方法なので、刺激が強く痛みを感じることがほとんどです。

LED脱毛は肌内部の毛を生成する元の領域に低い熱でダメージを与えることで発毛抑制を促すことになります。脱毛に興味はあるけれど、痛みを不安に思う人もいるでしょう。

LED脱毛であれば痛みを感じることがほとんどなく、日焼けやアトピー肌にも施術可能な脱毛方法です。脱毛による痛みに不安がある人にとって、おすすめの脱毛方法だといえます。

短期間で施術可能

LED脱毛は毛周期を気にする必要が無いので、短期間で施術可能な点でメリットだといえます。毛は一定のサイクルで生え変わりを繰り返しており、一般的には成長期で脱毛を施すのがほとんどです。

成長期は毛根内の細胞が活発であり、脱毛機のレーザーを毛根に照射するために成長期で施術することになります。LED脱毛は毛根ではなく、肌内部の毛を生成する元のバルジ領域にレーザーを照射するので、毛根内の細胞の状態に依存することはありません。

脱毛サロンの利用を検討している人の中には、すぐにでも脱毛したいと考えている人もいるでしょう。LED脱毛であれば短期間で施術可能なので、自分の好きなタイミングで施術を終えられます。

毛質に影響しない

LED脱毛は発毛抑制で他の脱毛方法とは異なるので、毛質に影響することなく施術できます。従来の脱毛方法はメラニン色素や毛根をターゲットにしているので、産毛や白髪、細毛には脱毛効果がほとんどありません。

LED脱毛であれば、どんな毛質にも効果があり、発毛抑制効果を期待できます。従来の脱毛で効果を実感できなくても、LED脱毛であれば実感できることもあるでしょう。

LED脱毛のデメリット

ここでは、LED脱毛の3つのデメリットについて説明します。

・脱毛機本体が高額
・効果を実感しにくい
¥リピーターの確保が難しい

それぞれ説明します。

脱毛機本体が高額

LED脱毛機はランニングコストが低額ですが、脱毛機本体が高額なため初期費用をある程度用意しなければならない点でデメリットだといえます。店舗の開店資金などで費用がかさんでしまった場合、脱毛機の導入を検討せざるを得ないこともあるでしょう。

脱毛サロンを開店する上で、光脱毛機を想定して予算を組んでいることで、資金繰りに失敗する可能性があります。本体価格が高額になりやすいLED脱毛機を導入する際は、従来の脱毛機よりも新しい技術であるがゆえに、高額になりやすいことを理解しておくことが重要です。

効果を実感しにくい

LED脱毛は発毛抑制目的であるため、医療用レーザー脱毛などと比べると効果を実感するまでに時間がかかりやすいのがデメリットです。施術後すぐに毛が抜け落ちることがないので効果が見えにくく、長期的な視野を持つ必要があります。

効果をすぐに実感したいのであれば、LED脱毛はあまりおすすめできる脱毛方法ではありません。効果が出にくいことで焦るかもしれませんが、他の脱毛方法との違いを理解し、定期的に施術をすることが重要だといえます。顧客との摩擦が生まれないように、事前に効果が出にくい脱毛方法だということを伝えておくようにしましょう。

リピーターの確保が難しい

LED脱毛は効果を実感するのに時間がかかることで顧客の理解が必要となるため、リピーターの確保が難しい点が挙げられます。安定的な売上につなげるにはリピーターが定着する必要があり、効果を実感できないことで他のサロンに流れてしまうかもしれません。

LED脱毛を施す上で、顧客との信頼関係の構築が重要だといえます。顧客との信頼関係を築くためには、顧客の理解が必要になるので施術に関する説明を丁寧に行なう必要があります。リピーターの確保のためにはLED脱毛に関する深い知識が必要であり、顧客との信頼関係を築くようにしましょう。

LED脱毛と光脱毛の違い

ここでは、LED脱毛と光脱毛の3つの違いについて説明します。

・年間電気代
・脱毛効果
・肌への影響

それぞれ説明します。

年間電気代

LED脱毛機は光源にLEDを採用していることで、ハロゲンランプやキセノンライトを光源としている光脱毛と比べると年間電気代が安くなります。光源にLEDを使用することで熱変換効率が高く、少ないワット数でも高い脱毛効果があります。

光源の違いによって必要な電力量が異なり、LED脱毛機の年間電気代は光脱毛機の半分以下です。LED脱毛機には1kgにも満たないほどに小型化されている製品もあり、必要ワット数も少なくなっています。年間電気代を抑えられる脱毛機を導入したいのであれば、LEDの方がおすすめだといえるでしょう。

脱毛効果

それぞれメカニズムが異なるので、脱毛効果にも違いが生じます。LED脱毛は肌内部の毛を生成する元の領域に発毛抑制を促す脱毛方法であり、産毛や細毛などどんな毛にも脱毛効果があります。

光脱毛はメラニン色素に反応して毛根にダメージを与える方法なので、メラニン色素が少ない産毛や細毛には脱毛効果がほとんどありません。年齢や性別、毛質に影響することなく脱毛可能なLED脱毛に対して、光脱毛は脱毛効果に大きな違いがあるといえます。

肌への影響

それぞれの違いにおいて、肌への影響が挙げられます。

LED脱毛は肌内部の領域に低い熱でダメージを与えることで低刺激であり、痛みを感じることはほぼありません。光脱毛はメラニン色素や毛根に光を照射することでダメージを与えるので、肌にチクッとした痛みを生じることがあります。痛みが生じていることで、少なからず肌への影響が懸念されます。

脱毛サロンの利用を迷っている人の中には、肌への影響を懸念している人もいるでしょう。肌への影響を最小限にして脱毛したいのであれば、LED脱毛がおすすめだといえます。

LED脱毛のメリット・デメリットや光脱毛との違いに関するまとめ

LED脱毛機はLEDランプを使用しており、医療資格が無くても導入可能です。施術後の冷却が不要な製品もあり1人あたりの施術時間が短縮されるため、店舗の回転率を向上させることが可能なので人気が高まっています。

低刺激・短期間で施術可能なメリットがある一方、効果を実感しにくくリピーター確保が難しいデメリットがあります。安定した売上のためにはリピーターが必須であり、顧客との信頼関係を築くことが重要です。

LED脱毛を導入するのであれば、従来の光脱毛との違いを理解しておく必要があります。LED脱毛は光脱毛と比べると脱毛効果が幅広いだけでなく、肌への影響が少ないことが挙げられます。どんな毛質にも対応したいのであれば、LED脱毛の方が優れているといえるでしょう。

整骨院やトレーニングジムに脱毛機の導入がおすすめな理由とは

脱毛機の導入を検討している人の中には、整骨院やトレーニングジムを経営している人もいるのではないでしょうか。脱毛機は脱毛サロンのイメージが強いですが、整骨院やトレーニングジムが導入する事例も一定数あります。

これらが脱毛機を導入する理由を把握することで、得られるメリットを知ることもできるでしょう。今回は、整骨院・トレーニングジムが脱毛機を導入する理由やメリットについて解説します。

整骨院・トレーニングジムで導入する理由

ここでは、脱毛サロンで集客が重要な3つの理由について説明します。

・脱毛を案内しやすい
・リピーターを確保しやすい
・無資格でも施術可能

脱毛を案内しやすい

整骨院・トレーニングジムが脱毛機を導入する理由は、脱毛サービスを案内しやすいからだといえます。
脱毛に興味がある人は増加傾向にありますが、脱毛専用サロンに通うことに抵抗がある人は少なくありません。

若年層の中には脱毛に興味があるけれど、周囲を気にすることで脱毛サロンに通えない人も一定数います。整骨院・トレーニングジムであれば、若年層の利用者は定期的に訪れるので脱毛を案内しやすいといえるでしょう。

リピーターを確保しやすい

整骨院・トレーニングジムが脱毛機を導入する理由として、リピーターを確保しやすい点が挙げられます。

整骨院・トレーニングジム利用者は美意識が高い人がほとんどであり、理想の体に近づけるために定期的に通っている人も一定数います。
脱毛によってボディラインを綺麗にして、トレーニングによって鍛えた筋肉を際立たせることが可能です。これらの脱毛効果により、自分の体に向き合うきっかけになるので効果を実感することでリピーターとして定着しやすくなります。

無資格でも施術可能

医療脱毛には国家資格が必須ですが、美容目的のエステ脱毛であれば無資格で施術可能なので誰にでも導入しやすいといえます。

医療脱毛に該当しない条件は2つあり、

・レーザー射出の脱毛機を使用しない
・施術で毛乳頭・皮脂腺開口部を破壊しない

となります。

いわゆる医療脱毛ではない、エステ脱毛でであれば無資格で施術可能であり、整骨院・トレーニングジムでも導入することが可能です。

脱毛機を導入するメリット

ここでは、脱毛機を導入する3つのメリットについて説明します。

・顧客単価の向上
・他店との差別化
・顧客層を広げられる

顧客単価の向上

整骨院・トレーニングジムの増加に伴い、他店舗との低価格競争を強いられるところも一定数あります。低価格帯になることで経済的に不安定な若年層でもサービスを利用できるので、顧客獲得にはなりますが経営が安定しないこともあります。

経営を安定させるためにはリピーターを確保して、顧客単価を向上させることが重要です。通常メニューの設定金額を高めに設定することで顧客単価は向上しますが、他店と比較されてしまいリピーターとして定着しづらくなるでしょう。

顧客単価を効率的に上げるためには脱毛機の導入がおすすめです。脱毛機を導入することで、通常メニューに加えて脱毛施術を提供できるようになり、顧客単価が向上し売上向上にもつながります。

他店との差別化

整骨院・トレーニングジムは増加に伴い、リピーターの確保が一層難しくなっているといえます。ネットの普及によって利用者は事前情報を調べることがほとんどであり、他店との違いが明確でなければリピーターになることはないでしょう。
利用者は提供されるサービスやアクセス、設定金額が他店と変わらないようであればリピートすることはほぼありません。

リピーターの確保には他店との差別化が重要であり、他では提供できないようなサービスを提供することで差別化を図りやすくなります。
整骨院・トレーニングジムが脱毛機を導入することによって、通常メニューだけではなくサイドメニューとして脱毛サービスも提供できるようになるので、他店との差別化が図れるといえます。

顧客層を広げられる

脱毛専用サロンは顧客層が限られますが、整骨院・トレーニングジムは幅広い年齢層の人が利用しています。整骨院・トレーニングジムの利用者は子どもから大人まで幅広く、毛に対してコンプレックスを抱いている人も一定数います。このような人に脱毛サービスを案内することで、顧客層を広げられる可能性が高いです。

脱毛専用サロンは敷居が高く、利用するのに不安を感じる人もいます。整骨院・トレーニングジムをもともと利用している人であれば、不安を与えることなく脱毛サービスの情報を提供できます。子どもから大人まで幅広い年齢層が利用する整骨院・トレーニングジムは脱毛の顧客層を広げるチャンスだといえるでしょう。

脱毛可能な整骨院・トレーニングジム

ここでは、脱毛可能な整骨院・トレーニングを4つ紹介します。
GRIT整骨院
骨盤キュア整骨院
つばさ整骨院
LEVENDIS
それぞれ説明します。

GRIT整骨院

GRIT整骨院が提供する脱毛サービスは、部分や全身を選択可能であり、痛みやダメージを軽減した光脱毛です。毛周期に関係なく施術可能なので、自分の好きなタイミングで利用できモチベーションも保ちやすいといえます。GRIT整骨院の脱毛機はBBL機能によって、脱毛だけでなく肌の引き締め効果やリフトアップ効果もあります。脱毛と美肌効果を実感したいのであれば、GRIT整骨院の脱毛はおすすめだといえるでしょう。

骨盤キュア整骨院

骨盤キュア整骨院による脱毛は肌を冷やしながら施術するので痛みを感じることはほとんどありません。最新機器を用いた施術であり、従来の機器よりも施術時間が短く脱毛効果が高いのも特徴です。未成年の場合、7歳以上から施術可能なので、毛量にコンプレックスを抱いている子どもも安心して利用できます。骨盤キュア整骨院では脱毛時にイオン導入により肌の深部に美容成分を浸透させるので、肌の美容効果も期待できます。

つばさ整骨院

つばさ整骨院では最新の高速脱毛によって、毛周期に影響されず好きなタイミングで脱毛できます。連射式の脱毛方法なので、1度の施術時間も短く、肌や毛質に合わせた施術モードを選択できます。施術モードによっては日焼けした肌でも施術可能なので、施術可能かどうか心配な人でも安心して利用できるでしょう。施術モードによっては冷却しながら脱毛するので、痛みを感じることなく効果を実感できます。

LEVENDIS

LEVENDISは美容目的で地域密着のサロンジムであり、理想の体に近づけるために脱毛サービスも提供しています。サロンジムを利用する男性の中には、ムダ毛処理に悩みを抱えている人も一定数いるでしょう。LEVENDISであれば専門スタッフが施術をするので、どんな肌質の人でも効果を実感できます。導入している脱毛機は最新の冷却力があるので、1日中照射や連続稼働が可能であり、肌へのダメージを最小限に留められます。

整骨院やトレーニングジムで脱毛機を導入する理由のまとめ

整骨院・トレーニングジムで脱毛機を導入するのは、脱毛サービスを提供しやすく、リピーターが定着しやすいからだといえます。定期的にこれらを利用している人の中には、美意識が高く理想の体に近づけたいと考えている人も一定数います。

脱毛によって自分の体と向き合うきっかけを提供し、美意識の中で脱毛を提供することが可能です。整骨院・トレーニングジムが脱毛機を導入することによって、顧客単価が向上し、他店との差別化が図りやすくなるメリットがあります。これらのメリットを活かすことで、競争が激しい整骨院・トレーニングジムにおいて安定した売上を期待できるようになるでしょう。

美容室で脱毛機を導入する!その理由やメリットを紹介

最近の美容室では、脱毛機を導入して「脱毛」のメニューを取り入れている店舗があります。これからは、ヘアケアだけでなく美容室ならではの脱毛メニューを提供し、選択していただく工夫も必要です。

美容室への脱毛機導入について、気になる経営者の方もいるでしょう。導入する理由やメリットなどについて解説し、導入事例なども紹介します。

美容室で脱毛機を導入する理由

独自のサービスを提供するために、脱毛機を導入して脱毛を行うサービスを充実させる美容室が増えていると言われています。美容室で脱毛機を導入する理由について考えてみましょう。なぜ脱毛なのか、さまざまな理由があります。

他の美容室との差別化

脱毛を導入している美容室が少ないため、導入することにより、他の美容室との差別化が可能です。美容室は店舗が増え続けており、多ければ経営に行き詰まって閉店に追い込まれてしまうこともあります。そのため、他の美容室と差別化を図るために創意工夫が必要です。

通常、脱毛機を使った脱毛を行っているのは、美容クリニックや脱毛サロンですが、美容室でも脱毛を行うことができれば、充分アピールすることができます。また、脱毛機を導入して他の美容室との差別化をすることで、美容室の新しい収益源として成り立つのも魅力です。

トータルビューティーの増加

大型の美容室では、エステなども併用して行うなど、トータルビューティサロンとして展開しているところも多く見られます。そのため、トータルビューティサロン化を目指すために脱毛機を導入する美容室が増加しています。

トータルビューティサロンは、ヘアサロンに通いながら、まつ毛エクステやネイルケアができる、スカルプなどのサービスが受けられるのが特徴です。メンズであれば、ヒゲ脱毛などを組み合わせて提供している美容室などもあります。

美容室で脱毛機を使うお客様のメリット

美容院は、それぞれ独自のサービスを提供しています。美容室に通うお客様が、脱毛機を使って、脱毛の施術を行った場合のメリットとは何でしょうか。脱毛機を使った場合のお客様のメリットについて解説します。

ヘアから脱毛まで1つの場所で可能

美容室で脱毛機を使えば、お客様はヘアカットやパーマと同時に、脱毛の施術も1度に受けることができるということがメリットです。同じ日程で予約をすれば、時間も有効に活用することができます。

ヘアカットの周期は大体1カ月から2カ月ですが、脱毛の周期とほぼ同時であるため、ヘアスタイルを変えるタイミングで美容室に通うことができるでしょう。

えりあしの処理が簡単になる

きれいなうなじに憧れているお客様も少なくありません。襟足の長さや産毛、産毛をそった後のジョリジョリ感が気になります。えりあしなどの毎回カットしている箇所は、脱毛してしまえば、お手入れが楽になるため、襟足をきれいにできる美容師にお願いしたいと思っているお客様も多いでしょう。

美肌への効果が期待できる

美容室では「光脱毛」の施術を行いますが、特殊な波長の光を照射することで脱毛効果のほか、毛穴やくすんだ状態が目立たなくなるなどの美肌効果が期待できます。

顔の脱毛であれば、メークアップのノリが良くなり、スキンケア効果がアップすることを目指すことが可能です。お客様に満足していただける、美肌へのサポートができます。

美容室で脱毛機を使う施術者のメリット

脱毛機を導入している美容室は、これから増えつつあります。美容室の施術者が、脱毛機を使って、脱毛の施術を行った場合のメリットとは何でしょうか。脱毛機を使った場合の施術者のメリットについて解説します。

お客様の定着につながる

1回では終わらないのが脱毛で、繰り返し定期的に通うことが必要です。リピーターとして獲得することが可能です。

メンズ・レディースに限らず、脱毛の関心は高く、イマイチ脱毛に踏み切れない人も、たとえば美容師との人間関係があり、その上で脱毛の提案をされれば、悪い気はしないでしょう。お客様を定期的に管理することで、お客様の定着にもつながります。

客単価のアップ

美容室で脱毛機を導入すれば、顧客の人数が減少しているという悩みの解決策として、1人当たりの客単価をアップさせることができます。顔の脱毛であれば、ピンポイントから顔全体の施術をする場合、5分から15分程度で行うことが可能です。

時間的にもお客様に負担を掛けることがありません。男性はヒゲの脱毛、女性なら腕や手の脱毛をメインで行うことで気軽に来店していただくことができるでしょう。

店内の空きスペースが活用できる

脱毛機は小型化しており、ちょっとした空きスペースがあれば活用することができます。設備投資をほとんどせずに、脱毛サービスを導入することが可能です。

美容室は、シャンプーをするスペースがあるため、このスペースを利用して脱毛を行うことができます。頭を洗うときには、椅子を倒して目にタオルを掛けて行いますが、その状態で脱毛することが可能です。

脱毛する特別な訓練が不要

昔に比べて脱毛機の性能がアップし、施術者の特別な訓練が不要になったこともメリットです。レーザーなどの医療脱毛機を使用する場合は医療資格が必要ですが、美容脱毛なら、基本的には資格は不要で、特別な訓練をする必要もなく施術ができます。

美容室で使う脱毛機とは

美容室で脱毛を行うには脱毛機が必要です。脱毛には「医療脱毛」と「美容脱毛」がありますが、美容室では光脱毛と言われている美容脱毛の施術を行います。どんな脱毛機を使うのでしょうか。大きく分けると2つの脱毛機があるので、それぞれについて紹介します。

SHR脱毛機
IPL脱毛機

SHR脱毛機

連射施術が可能で、施術時間の短縮ができるタイプです。SHR(スーパーヘアリムーバル)脱毛は、毛のメラニン色素を発端とし、バルジ領域へのダメージを与えることができると言われています。照射パワーを設定できるタイプもあるので使いやすいでしょう。

IPL脱毛機

単発式のタイプで、脇やVIO、メンズのヒゲなどの濃く太い毛への効果が期待できます。効果が出るまでに時間のかかる毛の施術で使用される脱毛機です。IPL(インテントパルスライト)脱毛は、光がメラニンに反応することで、毛乳頭にダメージを与えることができると言われています。1回の照射で、深くまで光や熱が到達する機能が特徴です。

美容室で脱毛機を使っている導入例

導入例として、実際に脱毛サービスを行っている美容室を4店舗紹介します。

KIND(カインド)

東京都/南青山にある「KIND」は、SHR脱毛を導入しているトータルビューティサロンです。全身脱毛・両わき・両足の脱毛の施術が、短時間で手軽に行われています。

さらに、今まで脱毛ができなかった産毛・ホクロ・白髪・顔などといった部位の脱毛も可能です。ITAA(国際セラピスト協会)から承認を受けている脱毛機を使用しています。

TotalBeautySalon Moulin-R(ムーランアール)

千葉県/市川市にある「Moulin-R」は、美容室とエステサロン・ネイルがそろうトータルビューティサロンです。脱毛エステでは、肌にやさしい脱毛方法を心がけ、肌への負担を軽減しながら短時間で施術を行っています。

1Fはヘア&メイク&ネイル、2Fはエステティックと分かれており、日本エステティック協会認定の講師・トータルアドバイザーなどが在籍中です。

LUCIDO STYLE ART RUSH(アートラッシュ)

愛知県/豊橋市にある「ART RUSH」は、LUCIDO と提携したレディース・メンズ兼用の美容室です。脱毛メニュー(光脱毛)を導入し、メンズではヒゲ脱毛も取り扱っています。

アートラッシュの脱毛は、肌内部に浸透する光によって肌負担を軽減しながら施術する方法です。女性・男性・お子様まで、安心して脱毛を受けることができます。

Beauty Design FAVORE(ファヴォーレ)

群馬県/前橋市にある「FAVORE」は、脱毛サロンを併設している美容室です。脱毛は男性のみで提供しています。

コース制ではなく1回ごとの料金制なので、効果を実感しながらお客様のペースで通うことが可能です。顔・脇・ひじ下・ひざ下・上半身などのメニューがあります。

美容室で脱毛機を導入するについてのまとめ

脱毛サロンをやりたいという美容室が、あと一歩踏み出せない状況でいる場合も少なくありません。美容室を経営する上で、他の美容室と差別化を図るために新しい戦力として脱毛機を導入してみましょう。「美容室で脱毛のサービスを行う」ということも一つの手段としておすすめします。

脱毛サロンって儲かるの?これからの展望は?

美容サロンの中でも、手軽にはじめられるといわれている脱毛サロンを開業したいと考えている人もいるでしょう。

この記事では、これから脱毛サロンを開業しようと考えている人に向けて、儲けが出るのかといった脱毛サロンの現状と将来性について紹介します。
脱毛サロンの開業を考えているならばぜひ参考にしてください。

脱毛サロンの現状

数年来の新型コロナウイルス感染症の影響を受け、外食産業や美容サロンなどのサービス業では、減収や閉店・廃業など大きな損失をうけているとみられています。

しかしそのようなご時世にありながら、脱毛サロンは勢いのある業種のひとつです。
ここでは、脱毛サロンの現状についてみてみましょう。

脱毛サロン契約者は過去5年右肩あがり

医療法人社団風林会リゼクリニックが2021年に発表した「脱毛メニュー契約者数の推移」調べで、過去5年間に脱毛サロンに契約した顧客の数が右肩上がりに増えていることが判明した。
女性の契約者は2015年~2020年の5年間で4.7倍に増加、男性の契約者は11.3倍に増加しています。

また、40代以上の女性が6.7倍に増加しているのに対し、40代以上男性の契約者は10.5倍に増加していることも分かりました。

【出所】【医療脱毛専門院『リゼクリニック』調べ

これにより、従来若い女性が多いとみられていた脱毛サロンの利用者ですが、老若男女問わず関心を持っていることが分かります。

コロナ禍を追い風にした異色の業種

ここ数年の新型コロナウイルス感染症の影響を受け、サービス業はいずれも大きな打撃を受けています。大幅な減収だけではなく、閉店や廃業など企業経営自体が続けられなくなっているケースも多くあるでしょう。

そのような状況の中で、脱毛サロンは新型コロナウイルス感染症を追い風とするように市場が広がっています。

理由には、オンライン会議やリモート飲み会などディスプレイやモニターを通じ、自分の顔を見ることが増えた点もあると考えられます。

日常、洗顔時や手洗い時、外出前などに自分の顔を鏡で見ているという人も多いでしょう。
その際、産毛やひげが気になったとしても、まだスルーが可能です。

しかし、オンライン会議などで、ひとつの画面に複数の顔が並んでいると、どうしても他者の顔と自分の顔を比較してしまい、脱毛を考える人が多くなるのではないかと考えられます。

顧客の幅は広がりを見せている

これまで、脱毛サロンの顧客ターゲットは女性が中心でしたが、近年では男性やキッズの脱毛希望者も増えてきて顧客層も広がりを見せています。

キッズ脱毛は15歳以下の顧客を対象としていますが7歳から施術が可能としているところが多く見られ、学校行事や習い事で人前にでる機会が増えた子どもやその親からの需要があるようです。
またインターネットやSNSなどで、簡単に情報を手に入れられることでキッズ脱毛に関心を持つ子どもが増えていることも考えれます。

リモートワークやオンライン会議の影響により、ビジネスパーソンの利用も増加しています。
これまでも、会社の「顔」として、顧客に接することが多い営業職の男性などがひげや腕などの脱毛を利用するケースはありましたが、全体的な割合でみると少数でした。

しかし、ビジネスシーンやプライベートシーンでも、自分の顔を他者と並べてみる機会が増えたことにより、ひげを中心に脱毛を考える人が増加しています。

脱毛サロン業界の今後の展望

脱毛サロンが、現状では市場がにぎわい、儲けが出やすい業種であることが分かりました。
しかしこれから開業しようと考えている方にとっては、脱毛サロンの今後の展望が気になることでしょう。
ここからは、脱毛サロンの今後の見通しについて紹介します。

新業態の脱毛サロンも増えてくる

これまでの脱毛は、サロンや病院で施術者によって施術を受けるのが一般的でしたが、最近ではサロンに赴き、自分自身で施術を行う形態のセルフ脱毛サロンも増えてきました。

この背景には、業務用脱毛機の性能がよくなり、操作性も簡便化された点にあるとみられています。

セルフ脱毛サロンは、店舗側としては、サロンを維持できる最低限のスタッフの配置を行うだけで済むため、スタッフの人件費を抑えたり育成にかかる費用や時間を軽減できたりするなどのメリットがあります。

また利用者側にとっても、自分で施術できるため他人に素肌を見せなくて済む、スタッフとのトークが不要などのメリットがあり、気軽に利用できるでしょう。

今後脱毛機の開発によって、セルフ脱毛サロン以外にもこれまでの脱毛サロンとは違う形態のサロンがさらに増えてくると考えられます。

ただし、目新しいサービスだからとすぐに飛びつくのではなく、自身がもつ「脱毛サロンを開く目的」にあっているか、継続した経営が行えるのかを十分に検討する必要があるでしょう。

業務用脱毛機の高性能化

業務用脱毛機の技術開発もどんどんと進められ、新しい機種が続々と登場しています。
施術にかかる時間を短縮したものや施術時の痛みを従来のものより軽減したものなど、その機能や性能は、各メーカーで企業努力により改良が進められてきました。

時間を短縮することで、スキマ時間を利用した施術を行なえたり、女性よりも痛みに弱いとされている男性客の利用が見込まれたりと、開業するサロンの特色を出すことができます。
開業するサロンが特に打ち出したいポイントにマッチした業務用脱毛機を選んで導入することで、集客が期待できるでしょう。

また中にはフェイシャルエステ機能やバストアップ機能などを搭載した「業務用脱毛複合機」も登場しています。

脱毛のカリキュラムが完了した顧客に別のサービスを提案することで、顧客当たりの単価増額を見込め顧客数を減らすことなく継続した経営が行えるでしょう。
脱毛サロンで、他店と差をつけたいと考えるならば、こういった機器を視野に入れて検討してみてもいいのではないでしょうか。

これからますます増えていく介護脱毛

「介護脱毛」はあまり耳慣れない言葉かもしれません。
しかし高齢化が進む現代において、これからますます需要が増えていくとみられている分野です。

介護脱毛とは、デリケートゾーンといわれる「VIO」を脱毛することで、将来介護や病気による介助が必要となった際に排せつ物がアンダーケアに絡みついたりその結果炎症を起こしたりといった事態を防ぐことにつながります。

2042年には国民の2.6人に一人が65歳以上になるといわれている日本では、他者に迷惑をかけず、また自分自身でも手入れが簡単で衛生的に過ごすために介護脱毛の需要が高まってくるでしょう。

脱毛サロンが儲かる理由についてのまとめ

この記事では、脱毛サロンの現状と将来の展望について解説しました。
従来女性向けだと思われてきた脱毛サロンですが、新型コロナウイルス感染症が思わぬ形で影響し、いまや右肩上がりの人気業種となっています。

また顧客層が広がりをみせ新たに脱毛を必要とする人々が見込めるなど、脱毛業界はこれからますます人気が出そうな業種といえるでしょう。
この記事を参考に、脱毛サロンの開業を検討してみてはいかがでしょうか。

メンズ向け業務用脱毛機の選び方のポイントをご紹介!

脱毛というと、これまでは女性が行うものというイメージがありましたが、最近では脱毛に関心があったり施術を受けたりする男性も増えてきました。
メンズ脱毛を行う際には、どのような点に気を付けて業務用脱毛機を選べばいいでしょうか。
ポイントをまとめました。

メンズの脱毛について

これまで、脱毛を行うのは、男性よりも女性のほうが多いとされてきました。
しかし、現在徐々に男性の利用者も増加してきています。

なぜ、いまメンズ脱毛の利用者が増えてきたのか、その理由と今後の展開について解説します。
また、メンズ脱毛の人気部位についても紹介しているので、メンズ脱毛開業の際の参考にしてください。

男性の美容への意識の変化

株式会社リクルートライフスタイルの美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」の調べによると、2019年上半期の男性の脱毛経験率は20代がダントツで多く13.7%でした。
同世代の女性の脱毛経験率44.3%と比べると、半数以下でまだまだ低い数値です。

しかし、20代男性の2015年上期の脱毛経験率が6.5%であったことを考えると2倍以上に増えていることが判明しました。

もともと、企業のフロントにあたる営業職などは、身だしなみにも注意が必要なことから、ひげや腕の脱毛など施術を受ける人もいました。
20代、30代の男性施術利用者はこのケースに当たると考えられます。

しかしここ2・3年のメンズ脱毛の利用者の増加は、新型コロナウイルス感染症対策として推奨されたリモートワークや自粛ムードが大きな影響を与えているのではないかとみられています。

リモート会議やオンライン飲み会などで、ディスプレイやモニターを通して自分の顔が周囲の人と並んだ時に、ひげやムダ毛などが気になり、脱毛を考えるのではないでしょうか。
自分の顔を見る機会が増えたことで、脱毛に関する意識が変わってきたのかもしれません。

インターネットやSNSを通じて顔出しで動画配信をするクリエイターなどが増えてきたことも、メンズ脱毛が注目されるひとつの要因といえます。
さらにK-POPの人気にともなってアイドルやアーティストに近づきたいという思いから、脱毛を考える人もいるでしょう。

さまざまな要因が重なって、現在メンズ脱毛への関心が高まっているとみられています。

これから市場が広がっていく見通し

メンズ脱毛が注目され始めたといっても、まだまだ女性専用サロンや、女性の紹介・付き添いがなければ利用できないサロンが多く、メンズの脱毛サロンは少ないのが現状です。
しかし今後、男性の美容に対する意識はますます高まるとみられ、メンズ脱毛の市場は広がる見通しです。

また男女を問わず、脱毛業界には「セルフ脱毛」という新業態が現れたことにも着目しましょう。従来は、利用者がサロンを訪れ、施術スタッフによる施術が一般的な脱毛サロンのスタイルでした。

しかしセルフ脱毛であれば、ある程度の設備とスタッフを配置しておくだけで、施術は利用者が行ないます。
そのため、スタッフにかかる人件費やスキル獲得までの研修費などを軽減することができるという点がメリットです。

このように、脱毛業界はまだまだ未知の可能性を多く秘めていると考えられます。
メンズ脱毛サロンの開業を考えているのであれば、競合店が少ないうちに開業し、顧客をつかみ実績を上げることで、安定した経営が行えるでしょう。

人気のメンズ脱毛部位

メンズ脱毛で、人気のある部位をご紹介します。
メンズ脱毛サロンの開業を考えているのであれば、経営方針を考える際の参考にしてみてください。

ひげ…メンズ脱毛で一番人気のある部位です、濃く太いひげの処理に悩む方や髭剃り跡が青くなる方だけでなく、剃刀負けをするという方からも人気があります。

VIO(デリケートゾーン)…下腹部や鼠径部にあたるVIOも、他者からは見えない部分ですが人気です。
エチケットや衛生面から施術が希望されます。

・そのほか…胸毛や腹毛、ワキ、太もも、むこうずねなどの脱毛も人気があります。

対象とする部位の特性をつかみ、効果がでる施術が行える脱毛機を選ぶことが重要です。
特にどの部分の施術をPRするかを決めてから脱毛機を選ぶといいでしょう。

メンズ向け業務用脱毛機の選び方

メンズ向けの業務用脱毛機を選ぶ際に注意したいポイントについて3つ紹介します。

男性の体毛に対応しているか

男性の体毛は、女性に比べて太く堅い傾向にあります。
そのため、家庭用脱毛機や業務用であっても女性向けに開発された脱毛機では、効果が出なかったり体毛が途中で切れたりする可能性があります。

メンズ脱毛で使用する脱毛機は、購入前に太く堅い体毛に対応しているかをしっかり調べたうえで選ぶといいでしょう。

痛みが少ない工夫がされているか

一般的に、妊娠・出産を体験する女性よりも男性の方が痛みに弱いといわれています。
そのためメンズ向け業務用脱毛機を選ぶ際は、施術時の痛みができるだけ少ないものを選びましょう。

脱毛後に肌の炎症を抑えるような冷却機能がついているものなどを検討するといいでしょう。
男性の体毛が太く堅いからこそ肌に与える刺激が強くなるため、アイシング効果のあるものがおすすめです。

脱毛の効果があったとしても施術中や施術後に痛みがある場合は、利用者が通うのがおっくうになり長く継続してもらえない可能性があります。

また広告を出す際には「痛みが少ない」点を大きくPRすると、集客効果が高まるでしょう。

レディースやキッズへの施術も可能か

いまや、脱毛は女性だけでなく、男性やキッズにも関心を持つ人が多い注目の美容ツールです。
新しくメンズ向けに業務用脱毛機を導入するのであれば、レディースやキッズにも対応した機種を選んでおくと、今後顧客層を広げることができます。

キッズ脱毛は、一般的に15歳以下の子どもを対象としています。
大体7歳から施術可能としているサロンも多く、子どもの肌も体毛もやわらかいのでデリケートなケアが必要となります。

しっかりとした脱毛と、アイシング機能が備わった高性能な業務用脱毛機であれば十分に施術可能でしょう。家族ぐるみの顧客獲得を目指すのであれば、初期投資は高くなったとしても高機能の脱毛機を選んでおきたいところです。

また顧客層には、ハイエイジの客も視野に入れておくといいでしょう。
「介護脱毛」とも称されるハイエイジへの施術は、介護や病気で介助が必要となった際に、排せつ物が体毛に絡んだりトラブルを起こしたりしないための予防策として注目を集めています。

特に女性の施術希望者が多いのが特徴です。
顧客を男性に限定しなければ、開業エリアの高齢者施設との提携なども可能となり、顧客の獲得にもつなげやすいでしょう。

メンズ向け業務用脱毛機の選び方のまとめ

今回は、メンズに施術を行う場合の業務用脱毛機の選び方についてポイントをご紹介しました。
男性の体毛は、女性に比べると太く硬いのが特徴です。
家庭用脱毛機や女性用の脱毛機を使用した場合、しっかりとした効果が出ない場合もあるでしょう。

また男性は一般的に痛みに弱いとされているため、痛みを軽減できる機能があるものを選ぶと、集客の際のPRポイントとなります。ff

ご紹介したメンズ向け業務用脱毛機の選び方のポイントを参考に、自身がイメージする効果が得られる業務用脱毛機を選んでください。

脱毛サロンを開業する際に資金はどれくらいかかるの?

いまや女性だけでなく、男性のなかでも、脱毛に関する意識は高まっています。美容サロンの中でも、比較的簡単に開業できる脱毛サロンを開きたいと考えている人も多いでしょう。

しかし、開業資金にどれくらいかかるかわからずに悩んでいるかもしれません。
この記事では、脱毛サロンを開業するにあたって必要な開業資金について解説します。

脱毛サロンの開業に必要な費用

脱毛サロンを開くにあたり、まず業務用の脱毛機や施術ベッド、スツールなどの施術に関する設備が必要になります。
さらにそれらに加え、家具、備品、消耗品、広告費などの運転資金となる費用も必要です。

また開業する場所が、自宅の一部を使用するのか、新たにマンションの一室や店舗を賃貸するかによっても費用は大きく変わります。

自宅の一部で開業する場合でも、開業資金は一般的には最低200万円は必要ともいわれています。
可能であれば300万~500万円を準備しておくといいでしょう。

開業に必要な費用の内訳と大まかな費用について解説します。

業務用脱毛機

脱毛サロンを開業するにあたり、もっとも必要な機材が業務用脱毛機です。
メーカーや搭載している機能、見込まれる効果によって脱毛機の価格は大きく異なりますが、100万~500万円の予算を見ておく必要があります。

業務用脱毛機は、見込まれる効果が高いものや多くの機能を搭載しているものほど高価になります。しかし無理に必要のない機能を持ったものを選ぶ必要はありません。
お客様に行いたい機能を持ったものを厳選して選ぶといいでしょう。

ほとんどの脱毛機メーカーは、一括払いではなく、月賦やリースでの契約を受け付けておりますので、購入時に相談してみて下さい。

ネット上では、廃業した脱毛サロンが、中古の脱毛機を出品している場合などもあります。
最新式の脱毛機を購入する資金作りなどのために、開業当初だけ中古脱毛機を導入する方法もありますが、効果が期待できなかったり、修理保証がなかったりといったデメリットも多くあります。そのため、中古の脱毛機の購入はおすすめできません。

家具・家電製品

脱毛サロンは、脱毛だけが目的ではなく、癒しを求めて来店されるお客様も多くいます。
そのため、家具やインテリアにもこだわりが必要となるでしょう。

脱毛サロンで使用する家具や家電製品の予算として30万~70万円を見積もっておくと安心です。

揃える家具・家電の内訳として、施術台(ベッド)、ベッドシーツ、スツールなどのほか、洗濯機、冷蔵庫、掃除機、照明器具などの家電製品があります。
さらにお客様が使用するソファやドレッサーなども必要です。

顧客管理に必要なパソコンやプリンター(複合機)、レジなども必須となります。

備品・消耗品

設備や家具・家電は予算を立てる際にあらかじめ考えている人も多いですが、意外に備品や消耗品を失念している場合があります。
備品や消耗品もそれぞれの価格は大きくなくても、開業当初にまとめて準備すると高額になる場合があるので注意しましょう。

予算として、10万~15万円程度を見ておきます。

内訳としては、施術師の作業着、お客様の着るローブ、使い捨ての下着、タオル、メイク落としや基礎化粧品などがあります。
施術中に使用するものとして、シェーバー・剃刀、脱毛ジェル、ゴム手袋、ゴーグル、などが必要です。

さらに経営関連で必要な備品として、領収書、売上管理・会計ソフト、ホームページのサーバー・ドメイン代、文房具なども必要です。

広告宣伝費

新規でサロンをオープンするには、広告にも予算を多めに割いておくといいでしょう。
サロン紹介サイトへの掲載料、インターネット広告、マス広告、セールスプロモーション広告費として、30万円~を予算に計上します。

ホームページ作成なども広告宣伝の一環です。
自社で作成すればその分予算を減らすこともできますが、自信がない場合は外部に依頼・委託する方法もあります。

パソコンが得意な知人を頼るほか、ネット上にはフリーランスでホームページ作成を請け負っている人もいますので、利用するといいでしょう。

各種助成金や融資を検討することも大切

ここまで見てきたように、脱毛サロンの開業には、さまざまな費用が必要です。
夢をかなえるためにコツコツと費用をためてきた人も多いでしょう。
しかし、それだけではどうしても目標額に達しないという人もいるかもしれません。

その際には国や各自治体、団体などが行なっている助成金や支援制度を利用する、また融資を受けるという方法があります。

ただし助成金の場合は、申請して認可が下りたとしても、実際にお金が振り込まれるのは、数か月先になります。

「備品や消耗品の予算を立てていなかったため、すぐにお金が欲しい」という人には向いていません。開業する際にはある程度の費用をプールしておきましょう。

創業助成事業

公益財団法人東京都中小企業振興公社で行なっている助成金です。

助成対象者は「都内での創業を具体的に計画している個人又は創業後5年未満の中小企業者等のうち、一定の要件を満たす方」となっており、「賃借料、広告費、器具備品購入費、産業財産権出願・導入費、専門家指導費、従業員人件費」の2/3まで(最大300万円)が補助されます。
申請できる期間が決まっているため、詳細については東京都中小企業振興公社に確認してみてください。

https://www.tokyo-sogyo-net.metro.tokyo.lg.jp/finance/sogyo_josei.html

大阪起業家グローイングアップ事業

大阪府が取り組んでいる事業の一環で、コンテストの優勝者に1年間の補助金を交付しています。

大阪府内の創業支援機関で行なうプログラムに参加し、支援機関が推薦した事業について選考やコンテストを勝ち抜くことで助成金を得られるシステムになっています。
創業支援機関が実施しているプログラムに参加することにより、起業に関するスキルが身につくほか、起業仲間を得ることができるなどのメリットもあります。

優勝者には最大100万円の助成金がでるほか、ハンズオン支援(専門家派遣による経営アドバイス)を受けることができるなど、長期的な運営をバックアップしてもらえます。

https://www.pref.osaka.lg.jp/keieishien/start-apper/

日本政策金融公庫「女性・若者・シニア起業家資金」

財務省管轄の日本政策金融公庫では、起業を目指す女性・若者・シニア世代に向けて融資を行っています。
融資限度額は7,200万円(運転資金は4,800万円)となっており、「事業を始めてからおおむね7年以内の方、もしくは新たに事業を始める方」で、「女性または30歳未満か55歳以上の方」が対象となっています。
設備資金であれば最長20年の返済期間(運転資金は最長7年)があるので、毎月少しずつ返済し事業が軌道に乗れば前倒し返済してもいいでしょう。

https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/02_zyoseikigyouka_m.html

脱毛サロンの開業資金のまとめ

今回は、脱毛サロンの開業に必要な資金についてまとめました。
自宅で開業するか、賃貸サロンで開業するかといった開業する場所によっても、必要となる資金は大きく異なります。

脱毛機などを中古で揃えることで、資金をおさえることもできますが、効果やメンテナンスコストなどに不安をかかえることになりかねないためおすすめできません。

この記事を参考に、自身の開業に必要な資金を計算して、資金面での不安を残さない脱毛サロンの開業を目指してください。

エステサロンで業務用脱毛機を導入することが増えている?メリットと注意点を解説

美容脱毛がブームになる中で、脱毛サロンを展開する美容サロンも、徐々に増えてきています。大手フランチャイズから個人経営まで、さまざまな形態がありますが、近年の脱毛ブームを受けて、顧客のニーズを捉えた結果生まれているトレンドだと言えるでしょう。

そこでここでは、脱毛機をエステサロンで使う際のメリットや注意点について、解説していきます。

エステサロンでは脱毛機の導入が増えている?

今まではエステはエステ、脱毛は脱毛と、サロンで行うことは比較的明確に分かれている状況でしたが、最近では徐々に、エステも脱毛も、どちらも行うサロンも増えています。
どのような形で導入されるのか、具体的な例も交えながら紹介していきます。

コースの一環や特典として導入される

最もスタンダードなパターンでは、エステサロンの形態をとりながら、コースの一環や特典として脱毛機器が導入されるというパターンです。

脱毛することは常識つつある最近の美容トレンドですが、高くて脱毛サロンを選べないという人にとっては、脱毛のプランを言える値で一石二鳥のプランで喜ばれるので、それにより全体的な売上をアップすることができるようになります。

またきちんとした脱毛機を用いて脱毛を行うことで、お客様の満足感を向上させることも可能となり、エステの施術と合わせて満足感についても一石二鳥の体制を作ることが可能です。それによってリピーターになってくれるお客様が増えるようなことも十分に考えられるでしょう。

エステサロンで脱毛機を導入した戦略例

それでは、具体的なエステサロンで脱毛機を導入した導入例を取りあげます。

脱毛で集客し、エステへの導線にする

例の一つ目としては、フェイシャルエステやボディエステをメインのコースとして置くのはそのままにして、エステコースへの導線として、脱毛のコースを用意するというものです。

脱毛サロンは、多くの場合初回は無料カウンセリングや体験を行いますから、無料ならば話だけでも聞いてみようかという心理が働き、これまでサロンを見つけていなかった顧客が訪れるようになります。それをきっかけに知名度が上がったり、脱毛以外のプランに関心を持たれたりして、新規顧客獲得になるケースがあります。

脱毛とエステを同列のプランとしてメニューに加える

また別の導入例では、もともとエステの利用でサロンに通っていた顧客へ、アップセルとして脱毛のプランを提案するというパターンです。1人の顧客が複数の目的でコースを組んで来店することになるので、結果として単価アップとなります。

すでにいる顧客に勧めることのメリットとして、すでにこちらは顧客の肌の悩みや理想の姿を知ってエステの施術をしている上、何度も通ってもらうことである程度の信頼関係が築けている状態であるということです。

その顧客に合わせた脱毛プランの提案を、比較的効果的に行うことができ、成約につながりやすいということです。

そのほか、ジムやセルフエステ店での導入例

個人のサロンでも、フェイシャル、ボディエステを専門としながら脱毛のコースをとり言えているエステはあります。特殊な例では、ジムやセルフエステで、使い放題のような形で提供しているパターンで、これはオプションとしての訴求力、競合との差別化として機能していると考えられます。

ジムやセルフエステのような業態で取り入れる場合には、専門的なスタッフなどが少ない、またはいない場合もあるため、使い方の説明を動画などを用いてユーザー向けに分かりやすく行う必要が出てきます。また万が一事故が起こってしまったような場合にどのように対応するかということについても、きちんと明記しておく必要があるでしょう。

エステサロンで脱毛機を導入する際の機器の選び方

エステサロンで脱毛機を導入する際には、主に以下の注意点があります。費用や法律に関わることもあるので、確認しておきましょう。

出力数

まず注意したいのは、脱毛機の出力数です。エステ脱毛は医療脱毛とは違うので、高出力の脱毛機を採用すると違法になります。

医師法第17条によれば、

「脱毛行為等に対する医師法の適用 以下に示す行為は、医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反すること。

(1) 用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為」
引用元:https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta6731&dataType=1&pageNo=1

とされています。

脱毛機の購入の際に、「医療脱毛用」と呼ばれているのは、医師ら医療従事者しか扱えないものです。ただ、いわゆる一般に業務用脱毛機で販売されているものは、あくまでエステ脱毛用の業務用脱毛機になりますし、メーカー側もそこは理解しているので、ご安心下さい。

本体価格

サロン用の業務用脱毛機は、数十万円〜数百万円と、非常に高額になるので、機種選びには慎重になることが必要です。
メインではなく、特典やコースの補助的な物であれば、中古で安く導入すると言うのも、一つの経営戦略としては考えられるかもしれませんが、中古のデメリットについてはよく理解しておく必要もあります。むしろ中古での脱毛機導入はデメリットの方が多いので注意しましょう

中古の場合には前の所有者の使い方が悪かったり、経年などによって先述した出力数が記載の数字と変わってしまっているような場合もあるでしょう。そのような際に、お客様にきちんと満足をしてもらえるものとなっていない可能性もあります。

また中古の機器を購入したあとにそのような問題が分かってしまった場合には、修理や買い替えなどの費用が必要になってくる場合もあります。問題ない機器だったとしてもメンテナンスの頻度が新品よりも上がってしまうようなことも考えられるため、トータル的なコストも含めて中古の業務用脱毛機は避けるべきです。

ランニングコスト

脱毛機には維持費として、買った後にも費用が発生するものがあります。その1つが、ランニングコストです。これは具体的には、脱毛機に使われているランプやカートリッジの交換費用などを指します。レーザーやLEDなど、脱毛のために必要な光の出力は強いので、当然ながら使用と共に劣化していきます。機器の寿命が近づくとどうしても出力が弱まってくるため、定期的なメンテナンスが必要になります。

維持費が継続的にかかるので、メインのエステ事業との兼ね合いで支出に耐えられるかを試算することが大切です。また機器の故障などが起きてしまった場合には修理費用や買い替えの費用がかかりますが、想定よりも早い段階で故障してしまい、そういった費用が急に必要になってしまうようなことも考えられます。

そういった不測の事態の場合であっても対応できるようにしておくためにも、ランニングコストについては比較的余裕を持った金額を用意しておく必要があるといえるでしょう。

まとめ

ここまで、脱毛機をエステサロンで使う際のメリットや注意点について、解説してきました。

脱毛を安く提供して、お客さんを集めて、エステを受けてもらう、もしくはエステのお客さんのアップセルとして、脱毛を提案するなどの方法が、脱毛機を導入することで打ち出せるようになり、顧客一人当たりの単価アップを目指すことができます。

自分のサロンに脱毛機を置いてみようかと考えてている方は、これを機にぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?

業務用脱毛機をサロンで使うときの費用は?本体価格以外にもランニングコストがかかる?

美容業界で、近年ますます美容脱毛がブームになっていく中で、脱毛サロンの事業者や店舗も添えに伴って増えてきています。大手フランチャイズから個人経営まで、さまざまな形態がありますが、共通しているのは、メーカーから脱毛機を購入して導入するという点でしょう。

そこでここでは、脱毛機をサロンで使う時に必要になる費用について解説していきます。脱毛機をサロンで使うときの費用はどのくらいなのか、本体価格以外にどのような費用がかかるのかについて、詳しくご紹介していきましょう。

業務用脱毛機導入にかかる費用とは

業務用脱毛機をサロンで導入するためには、購入の際の金額以外にも維持費が必要となります。これらの費用をあらかじめ念頭に置いて、購入を検討することが大切です。
具体的な費用として、例えば、以下のようなものが挙げられます。

・業務用脱毛機の本体価格
・ランニングコスト
・その他諸費用

それぞれ順に解説していきます。

業務用脱毛機の本体価格

まず必要になるのは本体価格です。
廉価の業務用脱毛機であれば100万円以下で購入することができますが、逆に高価なものであれば500万円以上の価格設定となっている機種もあります。

この2つのうち、1ショットあたりのコストが少なく、コスパ良く使い続けることができるものは、どちらかというと後者の部類に入ります。しかし、購入の際は、月賦などでの分割支払いをすることも可能ですので、初期費用を気にして目当ての機種が選べないとは限りません。無理のない支払いで、安定してサロン経営が進められるように心がけましょう。

そして、具体的な支払い方法や価格は、各メーカーに確認するようにしましょう。

ランニングコスト

初期費用として本体価格が必要になるほか、脱毛機には維持費として、買った後にも費用が発生するものがあります。その1つが、ランニングコストと呼ばれるものです。

具体的には、脱毛機に使われているランプやカートリッジの交換費用などを指します。レーザーやLEDなど、脱毛のために必要な光の出力は強いので、当然ながら使用と共に劣化していきます。カードリッジやランプは消耗品扱いとなります。

その買い替えの費用が、本体購入後は継続的に発生すると考えておきましょう。

その他諸費用

そのほかの費用として、たとえばメンテナンス代、消毒や清掃のための備品などが挙げられます。サロン用の脱毛機は、1人ではなく多くの人の肌に、しかも直接当てるものなので、清潔に、かつ安全に使えるように整備しておく必要がありますので、必要な経費として必要以上にメンテナンス代を削りすぎないようにしましょう。

さらに、出力にかかる電気代も考慮すべきです。高い出力で、電気を利用しますので、電気代が高騰する、場合によっては、事前に電気工事が必要になる場合もあります。

脱毛機は本体価格さえ安ければいい?

脱毛機は、本体価格が高いものと安いもので大きな差があり、何十万、何百万と差がある場合もあります。そのため、これから脱毛サロンの始めたいと思っている方にとっては、本体価格のさがオープン資金に大きく影響してくるので、本体価格さえなんとか安くなればと考えるかもしれません。

しかし、コストを考えた場合、単に本体価格だけ安ければ良いというものではないということに注意が必要です。その理由について、以下で順に解説していきます。

長い目で見れば1ショットあたりのコストが安いものがおすすめ

脱毛機は、本体価格を見て決めることが多いと思いますが、本体価格だではなく、ランニングコストにも注目しましょう。脱毛機選びは、長い目で見れば1ショットあたりのコストが安いものがおすすめだからです。

1ショットあたりのコストが高いということは、ランプやカードリッジの値段が高いということを意味します。つまり、ランニングコストが高いので、使用するたびに継続的に払い続けなければならない費用がかさむということになります。

そのため、初期費用だけで選んでしまうと、後で維持費、つまりランニングコストなどの高さに困ることもあるので注意が必要です。

オープン資金に余裕がなければ本体価格を抑えること

これから脱毛サロンを立ち上げたいという方や、オープン資金に余裕がない中で、なんとか脱毛機を導入したいと考えている方など、どうしても高額な費用を出せない場合もあると思います。そのような場合であれば、どうしても本体価格に注目せざるを得ないこともあるでしょう。

もし、初期費用を抑えたいなら、最初から効果な脱毛機を買ってリスクを取るよりも、むしろ初めは本体価格が安いものをまずは導入して、集客して売上が出てきたところで、後追いで高性能な本体価格の高い機種やランニングコストの低い機種を順次導入していけばよいでしょう。

業務用脱毛機メーカーも、月賦やリースなどに対応しているところもありますので、そのあたりは相談をしながら進めていくとよいです。

取り入れられるものから順番に採用していき、徐々にアップグレードしていくイメージです。個々のサロンが持つ経営戦略や資金の実情に合わせて、柔軟に対応して行けると良いでしょう。

予算がなくても、中古の脱毛機を選ぶのはNG

安さを求めるのであれば中古の脱毛機を採用するのも一つの方法ではあります。新品でない分、いくらか必要も抑えられています。

しかし、中古の脱毛機を選ぶことはメリットばかりではなく、むしろデメリットもあるので気をつけましょう。具体的には、万が一中古品の業務用脱毛機を購入し、機械トラブルで施術中にお客様にやけどをさせた場合、メーカーからの保障がない場合があります。思わぬ顧客トラブルにつながるので、注意が必要です。

また、中古ということもあり、機種ももちろん最新ではありません。今は脱毛業界も多種多様な脱毛機があり、日々性能も上がっている中で、しっかり脱毛効果のある機種、美肌効果も同時に期待できる機種などさまざまなものが出てきています。その市場で、あえて古い機種で脱毛機を導入して、どのような点を打ち出せば集客につながるかという点は、大いに経営の工夫が必要になるところと言えます。

脱毛機の費用についてまとめ

ここまで、脱毛機をサロンで使う時に必要になる費用について解説してきました。

最近では、サロンに脱毛機を導入する例が増えておりますが、脱毛機を購入する際、かかる費用は、本体価格、ランニングコスト、その他諸費用がかかってきます。

廉価の業務用脱毛機であれば100万円以下、高価なものであれば500万円以上と、本体価格には大きな開きがあるため、月賦などでの支払いをするなどして、高価な機種でも初期の負担を抑えて購入するのも一つの方法です。

また、初期費用を抑えたいなら、本体価格が安いものをまずは導入して、集客して売上が出てきたところで、高性能な本体価格の高い機種やランニングコストの低い機種を順次導入するのも考えられるでしょう。

安さを求めるのであれば中古の脱毛機を採用するのも一つの方法ではあるものの、メーカーからの保障がない場合があるなど、注意が必要な場合も多くなっています。また中古ということもあり、機種ももちろん最新ではないので、最新機種とその性能を売りに集客している競合サロンとどう張り合うかという集客面で工夫が必要になるでしょう。

脱毛機の価格について把握し、安心して脱毛ビジネスを始められるように、また脱毛機を購入してから思わぬランニングコストの高さに戸惑わないようにしておきましょう。

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