中古の安い業務用脱毛機って購入しても大丈夫? 新品との違いは?

最近では、美容サロン、エステサロンで、同時に脱毛のプランも打ち出しているところが増えています。そのような気運の中で、美容サロンを運営、経営されている方の中には、「自分のサロンでも脱毛機を導入したい」と検討され始めている方も多いと思います。
そして、そのように検討していく中で、脱毛機は新品を導入するか、または中古で脱毛機を購入して導入するか、どちらにすべきかについて、迷っておられる方もおられるのではないでしょうか?
そこで、ここでは、サロンで中古の脱毛機を導入することはできるかどうかということについて、また導入するとすれば、新品とどちらで購入する方が良いかについて、解説していきます。

脱毛機の中古販売はある?

まず、エステサロン用の脱毛機について、機器の中古販売があるのかどうかについてですが、結論から言うと、中古でも購入することが可能です。
具体的には、以下で紹介するような経路から簡単に購入することができます。ここからは、購入する流れについてと注意点について、それぞれ紹介していきます。

メーカーに問い合わせるかフリマアプリなどで入手可能

脱毛機は中古の状態でも、購入することはできます。その方法として、販売元のメーカーに問い合わせるという方法があります。基本的には、メーカーに問い合わせることによって、新品も中古も、在庫状況を確認することができます。

ただし、中古に限って言うのであれば、たとえば、フリマアプリやオークションなどでも出品されていることがあり、取り扱いがあります。

そしてどちらの方法にしても、中古脱毛機の価格としては、新品の脱毛機を買うよりも、大幅に安く買うことができると言う実情があります。そのため、サロンで脱毛機を導入したいという際に、中古を選択肢に入れる人もおられることでしょう。

ただし、中古を購入するなら、保証期間や機械の寿命、脱毛機の安全性など、注意すべき点がいくつかありますので、確認のもと契約を進めていきましょう。
新品の脱毛機をメーカーから買う場合は、ヒアリングや見積もり、操作の説明やデモンストレーションを受けられるので、初めて脱毛機を使う場合でも、安心して導入することができます。

しかし、中古の場合、注文すれば後は届くのみなので、使い方のアフターフォローはありません。初めて脱毛機をサロンに導入する場合、せっかく買ったのに使い方がわからないと言うことでは、お客さまに脱毛の際に火傷をさせてしまうなど、安全面のリスクも高くなってしまいます。

脱毛機を中古で購入する流れ

中古の購入する方法の、実際の流れは、至ってシンプルです。例えば、フリマアプリやオークションサイトなどで、中古の出品があります。そのため、希望の値段を出品者に打診して、交渉が完了すれば、そのサービスの手続き方法に基づいて契約、購入をするのみです。

新品であれば、購入の際に、まずメーカーに問い合わせを行いヒアリングを受けます。そしてデモンストレーションを、見て実際の感覚を確かめながら商談と見積りを受け、そこで初めて契約となりますので、中古の脱毛機の購入は手軽である一方でかなり心もとないものであることがわかります。

このことからも、基本的に脱毛機は中古ではなく、新品を買うべきということがわかります。

中古の脱毛機の保証期間は?

繰り返しになりますが、中古で機械を購入することは、あまりお勧めできません。デメリットもあるので注意が必要になります。その理由が、先ほどにも挙げたサポートの薄さに加え、保証期間の問題になります。

具体的には、新品と違い保証期間が長くないことがあります。フリマアプリなどで購入の場合、保証書がついていない、すでに切れていたり期限がわずかであったりするケースも散見されます。そのため、すぐに故障して買い替えるはめになるリスクも、考慮しておくことが必要です。

保証期間を過ぎて中古の脱毛機を使い続けたりして、万が一脱毛機が故障して、お客さまに火傷を負わせてしまったとしても、必ずしもメーカーからの保証はあるとはまずありません。

サロンに導入する脱毛機は新品がいい理由とは

脱毛機は、本体価格に機種ごとに大きな差があり、何十万、何百万と差がある場合もあります。そのため、これから脱毛サロンを始めたい、と思っている方にとっては、本体価格がオープン資金に大きく影響してくるので、本体価格が安く抑えることができればればと思うかもしれません。

しかし、機械を中古で買うことは基本的には良くありません。その理由は次のとおりです。

最新機種でない

中古の脱毛機を導入するデメリットが、中古であるために、脱毛機きの最新機種でないということです。脱毛サロンが増えている中で、顧客が数あるサロンの中から「ここで施術を受けたい!」と思ってもらうには、最新機種でしっかり脱毛できることが大切で、そのためにも脱毛機の機種の新しさは、脱毛サロンの集客のために必要なことといえます。

その点、中古で買うとなると、もちろんどうしても昔の機種にへなってしまうので、そのハンデを上回る集客力が必要となります。

ランニングコストが高い

デメリットの二つ目は、ランニングコストが高いということです。
ランニングコストとは、ランプやカートリッジなどの消耗品の価格など、本体価格の初期費用とは別でかかるコストのことです。いわば維持費の一つといえます。

中古の機種は、電気の効率や性能などで、最新機種と比べて劣るので、1ショットあたりの値段が高かったり、電気代がかさんだりと、こうした維持費がかかる場合が多いです。

中古の場合、電気効率が悪かったり、カートリッジやランプの耐久性が最新のものより劣ったりするので、導入した時の初期費用がたとえ安くても、買った後に継続してかかってくる費用が多く、長く使い続けるほどにコストパフォーマンスが良くないことを実感するかもしれません。

機器の寿命が短い

デメリットの3つ目は、機器の寿命が短いということです。言うまでもありませんが、中古ということは、一度使っているものなので、新品と同じぐらい使い続けられる保証はなく、寿命が短い可能性があります。

また、中古の場合、中古であることを売る側、買う側共に了承の上購入しているので、補償も短い可能性があります。保証万が一中古品の業務用脱毛機を購入し、機械トラブルで施術中にお客様にやけどをさせた場合などに、保障がない場合があります。

中古脱毛機についてのまとめ

ここでは、中古の業務用脱毛機のメリット、デメリットについて解説してきました。ここまでの内容を簡単にまとめます。

・業務用脱毛機は、フリマアプリやオークションサイトなどにも中古で出品されていることがあり、中古を購入してサロンに導入すること自体は可能で、中古の方が安く買うことならできる
・中古の脱毛機は保証期間が短く、万が一のトラブルに十分に対応してもらえない可能性が高く、お勧めできない。
・脱毛機は日々新しい性能、機種に変わっているので、集客を考慮しても、中古を使うことはあまりお勧めできない。

もし仮に中古の業務用脱毛機を購入しても、自分でメンテランスができるのならば、中古でも問題ないかもしれません。もしそれが難しいのであれば、安さに惹かれて中古の脱毛機を購入し、「安かろう、悪かろう」にならないように、しっかりとした性能の新品を導入することをお勧めします。

脱毛サロン経営者必見!経営失敗で倒産しないようにするには

脱毛サロン経営者の中には、倒産寸前で悩んでいる人もいるのではないでしょうか。倒産するのは資金繰りが主な原因となりますが、経営失敗する要因を理解しておくことが重要です。事前に要因を把握しておくことで、倒産にまで至らずに済むかもしれません。今回は、脱毛サロンの経営失敗する要因、経営を成功させるポイントについて解説します。

経営失敗する要因

ここでは、脱毛サロンの経営が失敗する5つの要因について説明します。

  • 誤った脱毛機の選定
  • リピーターが定着しない
  • 資金不足
  • 不適正な価格設定
  • 経営者の知識不足

それぞれ説明します。

誤った業務用脱毛機の選定

導入する業務用脱毛機によって、脱毛サロンの運営を左右するといっても過言ではありません。脱毛効果が無いようであればリピーターが定着せず、ネット上で悪評が広がる可能性があります。脱毛サロンを利用する人の中にはネットの情報を参考にして脱毛サロンを選ぶこともあるので、ネットでの評価も重要な要素です。

また機種によってはコスパが悪いだけでなく、故障時の修理対応が悪いことによって営業中断を強いられることがあります。何らかのトラブルが発生した際に迅速に対応するかどうかのサポート体制も考慮しなければなりません。
脱毛機の選定を誤まることで経営失敗に追い込まれることもあるので、慎重に脱毛機を選ぶようにしましょう。

リピーターが定着しない

経営が失敗する要因として、リピーターが定着しないことで安定的な売上につながらないことも挙げられます。リピーターが定着しない要因はさまざまですが、「初回無料」「お試し期間無料」などの安易な集客によって初回限定で利用する人は増加しますが、リピート率と比例することはほぼありません。

リピーターを確保するには他店との差別化を明確にして、自店の強みをアピールすることが重要です。脱毛効果を実感することで再利用する人もいますが、差別化を図れていないことで他店に流れてしまう人もいるでしょう。脱毛サロンの経営を失敗させないためには、他店との差別化を明確にしてアピールすることが重要だといえます。

資金不足

脱毛サロンの開業には脱毛機だけでなく、物件や内装準備、スタッフの確保などさまざまな面で開店資金が必要になります。理想にばかり目が向いてしまい、必要以上に資金を使いすぎることで資金不足に陥ることがあります。

開店してからも家賃や広告費などが発生するので、一定以上の運転資金を確保しておかなければなりません。脱毛サロンを開店してから軌道に乗せるには、半年以上を費やすこともあります。見込み売上が得られなければ運転資金を削ることになり、広告費などを捻出できずに集客できなくなることもあります。経営に失敗しないためには、資金不足に陥らないように一定以上の運転資金を確保しておくことが重要です。

不適正な価格設定

不適正な価格設定も脱毛サロンが経営を失敗する要因となります。価格設定は高過ぎても安過ぎてもリピーター確保につながらず、経営失敗につながることがほとんどです。

大手サロンと同じような価格帯に設定しても、同様以上の高性能の脱毛機を導入していなければメリットを感じることはほぼありません。価格帯を安く設定し過ぎることで収益性が得られなくなり、事業を継続することが難しくなります。脱毛サロンの増加によりネットでさまざまな情報を入手できるので、他店との価格差などで不信感を抱かれかねません。価格設定は近隣の相場を見極めて、適正価格を設定するようにしましょう。

経営者の知識不足

脱毛に関する知識が豊富でも、経営に関する知識が乏しいことで経営失敗に陥ることがあります。脱毛サロンを開店する際、立地条件や周辺住民の年齢層などを調査しておかなければなりません。リピーターは店舗へのアクセスの良さを考慮することがほとんどなので、事前にさまざまな情報を入手しておくことが重要です。自店のブランド力向上やマーケティングだけでなく、安定した営業のためのスタッフ確保も行なわなければなりません。

脱毛サロンの経営を成功させるポイント

ここでは、脱毛サロンの経営を成功させる3つのポイントについて説明します。

  • 他店との差別化
  • 綿密な事業計画
  • WEB集客

それぞれ説明します。

他店との差別化

経営を成功させるためには顧客満足度を向上させることが重要であり、次第にリピーターが定着するようになります。他店との差別化を図るポイントは3つあります。

  •  脱毛効果
  • アクセスの良さ・営業時間
  • トラブル時の対応力

それぞれ説明します。

脱毛効果

脱毛機によって脱毛範囲の広さや肌へのダメージが異なるので、導入する脱毛機で得られる効果も変わります。利用者の中には10代の人もいるので、低刺激で施術可能な脱毛機を導入することで他店との差別化を図れます。脱毛機の種類は幅広いので、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で導入する脱毛機を選びましょう。

アクセスの良さ・営業時間

脱毛サロンを利用する人の価値観は人によって異なり、使い勝手の良さを重視する人もいます。駅からのアクセスや駐車場の有無、買い物ついでに立ち寄れる街中などの立地条件は重要な要素です。営業時間を調整することで仕事終わりの会社員をターゲットにできるので、アクセスの良さ・営業時間をアピールするようにしましょう。

トラブル時の対応力

脱毛サロン利用時の肌トラブルを懸念する人は少なくありません。施術後の肌トラブルに関する不安は常に付きまとうものであり、サロンがこれらの不安に対する対応策を準備しておくことで安心感を提供できます。トラブル時の医療機関との提携やダメージケア製品の導入、返金保証制度などを整えておきましょう。

綿密な事業計画

脱毛サロンの経営を成功させるためには、綿密な事業計画が必要不可欠です。事前にさまざまな情報を入手し精査することで、経営に関する知識が得られるだけでなくトラブル時の対応力が身に付きます。必要な開店資金や立地条件、近隣情報をマーケティングしておくことで、見込み集客数や売上を予測できます。綿密な事業計画を練っておくことで、開店後のイメージも湧きやすくなるでしょう。

WEB集客

脱毛サロンの経営を成功させるポイントとして、集客方法の見直しが挙げられます。脱毛サロンの利用者において、若年層が増加傾向にあるので若年層を取り込む集客を行なうことが重要です。若年層はネットに触れる機会が多いので、SNS・ブログの運用やWEB広告出稿で目に留まる機会が増えます。ネットを利用したWEB集客は効率的に集客できるので、うまく活用することでリピーターが定着することもあります。

脱毛サロンの経営失敗についてのまとめ

脱毛サロンの経営が失敗するのはリピーターが定着しないなどの要因によって、資金繰りが難航することが挙げられます。安定した収益のためにはリピーターの存在は不可欠であり、事前に経営に関する知識を身に付けておくことが重要です。
これによって、適正な価格設定を行なえるだけでなく、すぐに資金不足に陥ることもないでしょう。

経営を成功させるためには他店との差別化を図る必要があり、自店の強みをアピールしなければなりません。他店との差別化はさまざまであり、導入する脱毛機による効果やアクセスの良さが挙げられます。経営失敗のリスクを抑えるには、経営の知識を身に付けて、自店の強みをWEB集客でのアピールポイントにすることが重要です。

 

脱毛サロンの売上アップは集客がカギ!効率的な集客方法とは

脱毛サロンの経営者の中には、売上につながらずに悩んでいる人も少なくないでしょう。売上向上のためには効率的な集客が重要であり、集客方法を把握する必要があります。集客方法を把握する前に、そもそも集客が重要な理由を知っておかなければなりません。今回は、脱毛サロンで集客が重要な理由、効率的な集客方法を解説します。

脱毛サロンで集客が重要な理由

ここでは、脱毛サロンで集客が重要な3つの理由について説明します。

  • 利用層の若年化
  • リピーターが定着しにくい
  • ネットの普及

それぞれ説明します。

利用層の若年化

美容に興味を持つ若い人が増加しており、脱毛サロンの利用層が若年化しています。利用者の中には10代で利用する人もいますが、金銭的負担により安価な施術プランが選ばれることがほとんどです。これにより客単価は下がってしまい、全体的な売り上げも落ちてしまいます。売上向上のためには、若年層を取り込む集客を行ないリピーターになってもらうことが必須だといえるでしょう。

リピーターが定着しにくい

安易な集客として「初回無料」「お試し期間無料」などのクーポンを発行する脱毛サロンも少なくありません。クーポンによって脱毛を経験する利用者も増えることになりますが初回限定でしか利用しないため、リピーターとして定着しにくく安定的な売上にはつながりません。安定的な売上向上のためには、安易な集客で利用者を増やすだけではなくリピーターをいかに定着させるかが重要だといえます。

ネットの普及

ネットが普及したことでさまざまな情報を手軽に入手することが可能になりました。これによって脱毛サロン利用者は事前にレビューや口コミを確認することがほとんどであり、ネットを意識した集客を行なうことが必須だといえます。利用層が若年化しつつある脱毛サロンにおいて、ネットで脱毛サロンの情報を確認してから利用する人が増えています。若年層はネットの使用率も高いので、ネット上で良い評価をもらえるかどうかが集客に影響する最大の要因だといえるでしょう。

脱毛サロンの集客方法

ここでは、脱毛サロンの5つの集客方法について説明します。

  • SNS・ブログ
  •  WEB広告
  • MEO対策
  • ポータルサイトへの登録
  • フリーペーパーへの掲載

それぞれ説明します

SNS・ブログ

ネットの普及で効率的な集客を行なうには、SNS・ブログを利用することが重要です。これらは手軽に情報を発信することができ、情報の拡散力も高いのが特徴です。うまく活用することで効率的な集客を見込めるため、頻繁に情報を発信するようにしましょう。

若年層が利用している代表的なSNSにはインスタグラムやTwitterがあります。どちらも情報が拡散されやすいのが特徴なので、写真や動画を交えながら脱毛サロンを宣伝することで効率的に集客できます。脱毛サロンなどの美容系の店舗の場合は、インスタが集客の中心になります。

ブログもSEO対策で頻繁に更新することで、インターネット検索で上位に表示されやすくなります。これにより多くの人の目に留まりやすくなるため、効率的な集客につながるでしょう。

WEB広告

GoogleやYahoo!などの検索エンジンにWEB広告を出稿することで、効率的な集客が見込めます。WEB広告には3つの強みがあります。

  • 低予算で広告出稿可能
  • 臨機応変な広告運用が可能
  • ターゲットを絞れる

それぞれ説明します。

低予算で広告出稿可能

通常の広告は広告費用が設定され、最低金額などが設けられていることもありますが、WEB広告は低予算でも広告出稿可能です。予算が多いほど、たくさんの広告を表示できますが、自分に合った運用方法を選択することができます。

臨機応変な広告運用が可能

WEB広告は自由度が高く、臨機応変な広告運用が可能です。通常の広告の場合、広告運用期間が定まっており、条件などを変更できないことがほとんどです。WEB広告は途中からでも広告掲載期間の変更も可能なので、即日広告出稿を止めることもできます。予算を増やすことで広告出稿を多めに表示することもできるので、集客状況に合わせて運用可能です。

WEB広告の強みとして、ターゲットを絞れることが挙げられます。脱毛関連のキーワードで検索した際に広告を表示させたり、関連したWEBサイトをよく閲覧している人向けに広告を見せることができます。表示させる広告の地域を限定することもできるので、運営する脱毛サロンの近隣のみに対象地域を絞って設定することも可能です。

MEO対策

MEOはMap Engine Optimizationの略であり、Googleの検索エンジンで脱毛サロンと地域を組み合わせて検索した際に自分の脱毛サロンを上位表示するための対策です。

Googleビジネスプロフィールに基本情報などを登録し、写真や投稿を駆使することでMEO対策ができます。MEO対策は自分で行なうことで費用が発生することはありませんが、外注することも可能であり1ヶ月で2~3.5万円が相場となります。MEO対策は継続的に情報更新をしなければなりませんが、来店見込みの高い人にアプローチできる点で強みだといえるでしょう。

ポータルサイトへの登録

SEO対策で上位表示されているポータルサイトに登録することで、多くの人の目に留まりやすいので効率的に集客できます。費用はポータルサイトによって異なりますが、月額制や完全成果報酬を採用しているところもあります。メディアによっては月額数十万円の掲載料が発生することもあるので、事前に予算を確認しておくことが重要です。

フリーペーパーへの掲載

フリーペーパーの中には地域情報を取り扱うものもあるので、掲載することで即効性の高い集客が期待できます。フリーペーパーは投函されていることもありますが、書店やコンビニ、駅構内にも設置されているため、脱毛サロン利用者の目にも留まりやすいです。近隣住民に運営する脱毛サロンを周知してもらうことが重要なので、広告費用の面で定期的に掲載するのではなく、開店当初やイベント時に活用するのがおすすめです。

脱毛サロンの効率的な集客のポイント

効率的に集客するにはWEB広告などの集客方法を駆使することも重要ですが、自分が運営する脱毛サロンの強みを把握しておくことが重要です。この強みは他店との差別化にもなり、うまく活用することでリピーターが定着しやすくなります。

安定的な売上のためには、リピーターの存在が欠かせません。リピートする条件は人によって異なりますが、価格の安さや立地条件だけではなくコミュニケーションも重要です。積極的に利用者とのコミュニケーションを図り、居心地の良さや対応力、自店の強みをアピールするようにしましょう。

脱毛サロンの集客方法のまとめ

脱毛サロンが安定的な売上を見込むためには、若年層を取り込む集客でリピーターになってもらうことが重要です。ネットの普及で効率的に集客するにはSNS・ブログやWEB広告が重要であり、MEO対策が必須だといえます。

これらはスマートフォンからでも閲覧可能であり、うまく活用することで多くの人の目に留まりやすくなります。安定的な売上のためにはリピーターの存在が欠かせないので、リピーターが定着しやすいように自店の強みをアピールポイントとして宣伝することが重要です。自店の強みをアピールするために、他店とどのように差別化が図れるかを意識するようにしましょう。

脱毛サロン開業はこれさえ準備すればOK!必要な準備や手続きを解説

脱毛サロン開業は、資格が不要であり開業資金や運営資金を抑えやすいことから、手軽に開業できるとして注目を集めています。
この記事では、脱毛サロンを開業するうえで、最低限おさえておくべき準備や手続きを紹介します。
開業するかどうかを検討したい場合や開業までの流れを把握したい場合の参考にしてください。

脱毛サロン開業に必要なものと費用

脱毛サロンを開業するにあたり、まずは必要なものや資金を把握する必要があります。
以下の内容を参考に、脱毛サロン開業までにかかる日数を把握したり、いくら資金を用意しておくべきかを検討したりするとよいでしょう。

脱毛サロン開業に必要なもの

脱毛サロンを開業するにあたって必要なものは、脱毛機を除いて主に「店舗に関わる費用」「備品」に分けることができます。

店舗に関わる費用は、以下のとおりです。
・家賃(前払い分)、敷金、礼金、火災保険、仲介手数料などの物件取得費
・場合によって、内装工事や駐車場代

脱毛サロンを開業する場所に制限はありません。
マンション一室からでも開業可能なため、自宅やマンションで開業して、物件取得費をはじめとする開業費用を抑えることができます。

ただし、マンションをはじめとする賃貸物件のなかには、商用利用や内装工事を禁止している場合があるので、事前に契約内容を確認しておくようにしましょう。また、業務用脱毛機の種類によって、ワット数が大きい脱毛機の場合、別途電気工事が必要な場合がありますので、合わせて確認が必要です。

以下は、必要な備品です。
・大型備品:脱毛機、施術用ベッド、スツール(椅子)、タオルウォーマー、タオルクーラー、ワゴン、消毒用衛生機器など
・小物備品:バスタオル、フェイスタオル、シーツ、スリッパ、ガウン、カミソリ、使い捨てショーツなど
・接客用備品:筆記用具、領収書、マスク、ユニフォーム(施術着)、掃除用備品、消毒液など
・店内環境備品:観葉植物、茶葉、コップ、雑誌、オーディオ機器など
・書類関係:カウンセリングシート、施術同意書(契約書)

とくに、施術同意書(契約書)には、細心の注意が必要です。
内容不備はトラブルの原因になるため、インターネット上で公開されているテンプレートを利用する際は、そのまま利用せずに内容をしっかりと確認してから利用するとよいでしょう。

脱毛サロン開業に必要な準備資金

脱毛サロン開業にかかる準備資金は、自宅サロンの場合で100万円から200万円程度、テナントサロンの場合で400万円程度だといわれています。
脱毛機や内装工事以外にかかる準備資金の内訳は、以下のとおりです。

・物件にかかる初期費用: 100万円前後(家賃を除く)

敷金、礼金、保証金 家賃4か月から6か月相当
火災保険 1万円程度(年間)
管理費 家賃の10%程度
仲介手数料 家賃1か月相当

・備品にかかる初期費用:15万円から30万円程度

施術ベッド 8万円前後
スツール、タオルウォーマー、消毒用衛生機器など 5万円程度
そのほか備品 5万円程度

もし、準備資金に不安がある場合は 、国や各自治体による助成金や補助金の利用を検討するとよいでしょう。
助成金や補助金は基本的に返済義務がないため、安心して申請できるといえます。

脱毛サロン開業にあると有利な資格

脱毛サロンを開業するにあたって、特別な資格や免許を取得する必要はありません。
しかし、いくつかの民間資格を取得しておくことで、集客に有利になったり脱毛サロンの信用度が高まったりすると考えられます。
たとえば、日本脱毛安全普及協会の「3級脱毛士」や日本エステティック協会の「AJESTHE認定エステティシャン」 の取得がおすすめです。

日本脱毛安全普及協会の「3級脱毛士」は、基礎的なエステティックの知識と技術を証明する資格であり、実務経験がなくても講習を受講するだけで取得できます。
脱毛やエステの知識を深めたい場合や、安全な施術を提供するための知識や技術を身に着けたい場合に適した資格です。

日本エステティック協会の「AJESTHE認定エステティシャン」は、エステティシャンとしての基本的な知識や技術を身に付けることができます。
資格取得条件は、実務経験1年以上か認定校に通うことであるため、脱毛サロン開業までに時間をとれる人に適した資格です。
すぐに取得できる資格ではありませんが、フェイシャルやボディの手技を取得できるので、エステメニューを導入するなどして客層を広げることができます。

脱毛サロンを開業・運営するためにはどんな資格が必要?民間の資格などを解説

脱毛サロン開業に必要な届け出や手続き

必要なものや準備資金を把握したあとは、脱毛サロンを開業するまでの流れを把握して計画を立てていきます。
計画に不備があった場合、スムーズに開業できなかったり予定していた日程で開業できなかったりすることもあるため、慎重に検討していきましょう。

脱毛サロン開業の事業計画を立てて実行する

脱毛サロンに関わらず、事業を開始する前には「どのような事業を運営していくか」を具体的に考えておく必要があります。
これを「事業計画」といい、脱毛サロンのコンセプトや顧客のターゲット層などを設定したうえで、どのような店舗をつくっていくかを考えたり、その手段を決定したりするために活用するものです。

事業計画のひとつとして、顧客ターゲットを明確化することがあげられます。
顧客ターゲットを明確化することで、ターゲット層が好む内装に仕上げることができたり、利用しやすい料金に設定したりすることが可能です。
満足度の高いサービスの提供ができるうえ、リピーター確保にもつなげることができるでしょう。
 言い換えれば、事業計画が曖昧であれば、脱毛サロンのコンセプトがぶれてしまい、立地に適していない、顧客ターゲットにささらないサロンになってしまう恐れがあるのです。
顧客を確保するためにも、安定した脱毛サロン経営をするためにも、事業計画はしっかりと練ることをおすすめします。

脱毛サロン開業直前!集客のための販促計画

脱毛サロン開業の目処が立ったら、開業日を決めて集客を行う必要があります。
近隣にチラシを配ったりインターネットを利用したりして、情報発信していきましょう。
とくに、SNSを利用した集客方法は無料で手軽に情報を発信できるうえ、情報の拡散力も高いです。

場合によっては、見込み客である20代から30代の女性にアプローチできる、地域情報を取り扱うフリーペーパーや、脱毛サロンをはじめとするサロンを掲載しているサイトに自身の脱毛サロンを登録するのもよいです。
クーポンを配布したり施術後の口コミ割引などを設定したりすれば、集客効果を高められるうえ、二度目の来店を促すこともできます。

また、電子決済サービスやクレジットカードなどの支払い方法を充実させることも大切です。
支払い方法を充実させれば客層も広がるため、決済代行サービスなどを上手く活用しましょう。

脱毛サロン開業後は税務署に開業届を提出

脱毛サロンを開業するにあたって、保健所への届け出などは必要ありません。
ただし、脱毛サロンをオープンした1か月以内に、管轄税務署へ「開業届」を提出する必要があります。 

開業届とは、個人事業を開業したことを税務署に届け出るための書類です。
提出することで、最大65万円の節税が可能となる青色申告ができたり、赤字を繰り越して事業負担を抑えたりすることができます。
開業届を提出しなくても罰則などはありませんが、届け出は無料で行えるため、税負担を軽減させる意味でも提出するとよいでしょう。

まずは、個人事業として脱毛サロンをはじめて、売上が安定し、事業拡大を検討するタイミングで、法人化をしている脱毛サロンが多いです。

脱毛サロン開業のまとめ

脱毛サロンは、特別な資格や内装などを必要としない、比較的簡単に開業できる業種です。
さらに近年、ミドル世代や男性も脱毛を行うようになったことから、脱毛サロンの利用者は急増しているため、高い需要があるともいえます。

今回紹介した、最低限準備するものや流れを参考に、無理のない脱毛サロンの開業計画を立ててみてはいかがでしょうか。

脱毛機の家庭用と業務用の違いは?効果やオススメを比較!

皆さんは、脱毛機と聞いて、どのようなタイプの商品が頭に浮かびますか?一口に脱毛機といっても、実は家庭用と業務用という違いがあります。
脱毛サロンの運営するのは、業務用脱毛機が必要なのか、家庭用脱毛機でも問題ないのか。

脱毛機の家庭用と業務用の特徴について、ご紹介しながらまとめます。

脱毛機とは?

脱毛機とは、「脱毛が可能な機械」のことで、完全な「脱毛」をするための機械ではなく、「抑毛」や「減毛」を手軽にするための機械です。

家庭用脱毛機の選び方のポイント

今や、家庭用の脱毛機だけでも、とても多くの種類が販売されています。どのようなポイントを押さえて脱毛機を選べばよいかを知って、より自分に合った脱毛機を見つけたいですよね。もし、家庭で使うのではなく、業務用として家庭用脱毛機を使うのは、以下でご紹介するように、様々な点で違いが大きので、絶対にダメです。

脱毛機を選ぶときに押さえておかなければいけないポイントは、「フラッシュ式かレーザー式か」「照射面積」「照射レベルの調整が可能かどうか」「ランニングコスト」です。

それでは、各ポイントについて簡単に見ていきましょう。

フラッシュ式かレーザー式か

向いている人 方法 特徴
フラッシュ式 初心者・痛みに弱い人 毛のメラニン色素に反応させて光を当てることで、毛根にダメージを与えて抜く方法 痛みも抑えられ、一度に光を当てられる照射面積も、レーザーに比べて広いため、手入れの時間短縮と照射の回数を減らすことができる
レーザー式 痛みに強い人・一度の照射範囲が狭い方がいい人 毛のメラニン色素に反応するレーザーを使い、毛を育てている「毛乳頭」という部分にダメージを与えることで抜く方法 効果を感じたい人向けで、医療用のものと同じ仕組みになっているため、効果を実感しやすいが、照射範囲が狭いため、ケアに時間を要する

業務用として一般的に多く使われているのは、フラッシュ式です。

照射面積

狭い範囲を脱毛するのみなら、それほど一度に当たる照射面積は問題になりませんが、腕や脚のように、広範囲をムラなく処理したい場合は、一度で多くの面積の毛を脱毛出来るタイプの物を選ぶことをオススメします。

照射レベルの調節が可能かどうか

脱毛機の照射レベルの強さを調節できるタイプの方が、部位や痛みの度合いによって、調節できるため、敏感肌の方やデリケートゾーンに使用する場合は、痛みを感じやすいため、照射レベルを最大限弱くした状態からスタートする方が無難です。

ランニングコスト

脱毛機には、カートリッジ式と本体交換式の2つのタイプがあり、どちらを選ぶかでもランニングコストが変わってきます。

カートリッジ式は、カートリッジを交換することで、本体は何度も使えますが、本体交換式の場合は、寿命が来たら、そのまま買い換えになります。

どちらかといえば、本体交換式の方が、一度購入すれば長持ちすると言われていますが、寿命が近づくとどうしても出力が弱まってくるため、高出力で使い続けたい場合は、カートリッジ式のものを買うことをオススメします。

業務用脱毛機の選び方のポイント

業務用脱毛機を選ぶ場合、どのような点をチェックしつつ選べば、失敗せずに良いものを選べるのでしょう?
「新品にするか中古にするか」「国内製か海外製か」「口コミの評判はどうか」「どこのメーカーか」などのポイントがとても大切です。
それでは、各項目について、順に見ていきましょう。

新品にするか中古にするか

業務用脱毛機は、とてもコストが高いため、新品での初期投資での費用も高額なものになります。

そのため、新品の半額以下で中古は手に入るため、そちらを利用する方も多いと思いますが、「保障」や「サポート」がどれくらい受けられるかに気を付けておく必要がありますし、中古の脱毛機は、どうしても新品より故障しますが、その都度自費で修理費用を賄わないといけなくなるため、総計的に見て、中古だとコストが意外に多くかかってしまうため、避けるべきです。

国内製か海外製か

海外製の脱毛機ももちろん、品質がとても良いものもありますが、一見、国内製と見せかけて、実は海外製を販売しているメーカーがあるのが実情です。
つまり、部品は海外からの取り寄せで、組立のみ国内で行っているタイプの物は、「国産」として販売されている場合もあるので、注意が必要です。
純国産かを知るには、各メーカーの製造工場がどこにあるのかを調べ、確認しておくことも大切です。

ただし、国内製だから安心、海外製だからダメというわけでは決してなく、それぞれの脱毛機と、業務用脱毛機の場合は特に、そのサポート体制がどうなっているか、をよく確認して下さい。

口コミの評判はどうか

インターネット上に掲載されているランキングサイトを利用して、調べることももちろん大切ですが、記載されている情報が全て正しいと鵜呑みにするのは危険です。

一般的に、アフェリエイトと呼ばれる広告収入を目的として、製作している場合も多々あり、サイトの運営側が、業務用の脱毛機やエステサロンの経営についての正しい知識を持ち合わせていないのに、その様なサイトを制作している可能性も大いにあります。

曖昧な根拠や定義で情報が掲載されている場合も多いため、注意が必要です。

どこのメーカーか

業務用脱毛機を販売している業者の中には、注意すべきメーカーもあるため、慎重に選ぶ必要があります。

注意すべきメーカーのポイントとしては、

・脱毛方法に根拠がない
・国産脱毛機だから間違いないという
・サイトや広告が医療法に抵触している

などの謳い文句で販売を持ちかけてくる業者は、危険であることが多いため、避けるようにしてください。まずは、脱毛機の実機を見て、自身でも体験をし、その理論を納得した上で購入することをオススメします。

家庭用脱毛機と業務用脱毛機の違い

家庭用脱毛機と業務用脱毛機の最大の違いは、素人でも安全に使用できるように、「出力」がかなり弱く抑えられている点です。
サロンでは、脱毛機を使用する前に、肌への負担を軽減し、美肌効果を高めるために、ジェルを塗りますが、家庭用の場合は、使用後に保湿剤を塗ることはあっても、使用前に塗ることはありません。

家庭用の場合は、使用前に肌に化粧水や乳液を塗り、照射することで「酸化」してしまい、かえって肌に良くありません。ですが、業務用の場合は、事前に肌にサロン専用のジェルを塗ることで、強い出力の機械を使っても、肌に負担をかけることなく、脱毛機との相乗効果で、肌に良い影響を与えるように、サロンのジェルは製造されているからです。

脱毛機は効果がある?

家庭用脱毛機の効果

家庭用脱毛機で最大限の効果を発揮するためには、以下のポイントを心掛ける必要があります。

・使用前にある程度、毛を短くカットしておく
・使用する前にメイクを落とす
・1~2週間に一回のこまめな使用

これらのことに気を払い、使い続けることで、効果を得られますが、これはあくまで「家庭」での使用を安全に行うためのもので、業務として脱毛機を使う場合は、特に問題にはならない部分です。

業務用脱毛機の効果

完全に脱毛をし、ツルツルにすることは難しいですが、日ごろの手入れを簡単にしたり、肌のトラブルを軽減させることは、十分可能です。
脱毛方式によって効果に違いがあるため、どの部分に焦点を当て、脱毛機を選ぶかもとても重要なポイントです。

業務用脱毛機は、家庭用脱毛機より出力に違いがあり、「プロ」が使いこなせる用に作られた機械です。サロンでは、専用のジェルを塗り、家庭用では味わえない脱毛を体感出来るよう、製造されているのが、業務用の脱毛機です。
ですから、必ず「業務」として脱毛機を使用する場合は、「業務用脱毛機」を購入し、使用する必要があります。

脱毛機のオススメタイプ

家庭用の脱毛機のオススメタイプは、以下の商品です。

商品名 ケア方式 ケア範囲 照射回数 照射レベル 金額
ケノン フラッシュ 顔・VIO含む全身 300万発 10段階 69,800円
コラーゲン脱毛LV フラッシュ うなじ・背中・顔・VIO含む全身25か所 100万発 5段階(最大15ジュール) 71,500円
BiiTo2(ビートツー) フラッシュ(THR方式) 顔・VIO含む全身 35万発 5段階 59,840円

業務用のオススメ脱毛機は、こちらです。

商品名 ケア方式 照射面積 照射回数 消費電力 金額
CUBE DUO PRO フラッシュ 脱毛:15×50㎜/フェイシャル:8×40㎜ 30万回 1200w 1,980,000円
クリアエスピーエフ フラッシュ 15×50㎜ 100万回(THRモード) 1650w 不明
BYMACH PRO フラッシュ SHR:15×50㎜/E-light:15×30㎜ 脱毛最大40万ショット/E-light最大15万ショット 2500w リース代:270,000円

脱毛機の家庭用と業務用の違いのまとめ

家庭用と業務用の脱毛機の違いについて、項目別に見てきましたが、いかがでしたか?業務用は家庭用よりもとても出力が高く、その分しっかり脱毛することが出来るため、サロン経営や事業として脱毛を行おうと思っている方が使うべきタイプです。

もし、業務で家庭用脱毛機を使っても問題ないだろうと思っている場合は、大きな間違いです。また、業務用でも、様々なタイプがあるため、事業内容に照らし合わせて検討することをオススメします。部分脱毛のサロンを経営するのか、全身脱毛のサロンを展開したいと思っているのかで、脱毛機のタイプが変わってくるため、この記事でご紹介したポイントを頭に入れ、より自分の理想に合った商品を購入するようにしてくださいね。

脱毛サロンを開業・運営するためにはどんな資格が必要?民間の資格などを解説

脱毛の資格の勉強をする女性

脱毛サロンを開業・運営するためには、やはり資格が必要なのでしょうか。
脱毛を扱うにはどんな資格があるのか、必要な資格について知らない人が多いと思います。また、資格の種類について、それぞれの特徴や資格を取るために何をしたらいいのかなど、気になるでしょう。脱毛サロンに関する資格についてご案内します。

脱毛サロンを開業・運営するときに資格は必要?

脱毛サロンで施術するには、脱毛機を使用します。脱毛サロンで脱毛機を扱う場合、医療脱毛機でなければ、脱毛機を扱うための資格は不要です。しかし実際は、脱毛機を使いながら身体に施術を行うため、ともなう研修が必要です。

また、脱毛サロンの紹介で「当サロンではスタッフ全員が○○資格を取得しています」という文字を見かけたことがあるでしょう。このように脱毛に関する資格があるので、専門の資格をもっている方が告知もできますし、お客様も安心します。

脱毛サロンを開業・運営するときにあると便利な脱毛士検定

お客様に喜ばれる脱毛サロンを目指すために、脱毛士検定を受けて資格をとると便利です。
脱毛士検定は「日本脱毛安全普及協会」が発行する資格で、取得すれば「連射式脱毛施術」を安全に提供することができます。

脱毛士検定について解説しますので、検討してみてください。

脱毛士検定の各級について

脱毛士検定は、3つの級に分かれており、合格すれば脱毛士の資格が取得できます。サロン内のスタッフのレベルを引き上げるための社内教育ツールとしても利用が可能です。

さらに、技術や知識がある方でも、より詳細な知識や情報を得ることができます。スキルアップを目的とした、さらなる技術向上を目指すために役立つ検定です。

3級脱毛士

・脱毛士としては入門コースレベル
・協会認定講師による講座(3級脱毛士取得講座)を受講すれば取得可能
・筆記試験・実技試験はなく試験料も不要
・更新不要

2級認定脱毛士

・筆記テスト(90分)
・検定料6,000円(税込)
・美容関連全般の実務経験6か月以上必須
・筆記試験でテキストの内容を理解できているかを確認
・1年間の自動更新(更新料5,000円あり)

上級脱毛士

・1次試験は筆記・2次試験は面接形式の実施による2つの試験となる
・検定料15,000円(税込)
・美容関連全般の実務経験24か月以上であること
・2級認定脱毛士試験の合格
・筆記試験によってテキストの内容が理解できているかを確認
・実施試験でお客様へ必要な配慮を持って対応ができるかを確認
・1年間の自動更新(更新料10,000円あり)

資格取得方法

脱毛士検定の資格取得方法について解説します。いずれもWEB検定なので、ご自宅やサロンで受験が可能です。

資格取得までの流れ

希望する級の講座に申し込み、受講する
もしくは、自身で脱毛士検定対策のテキストを購入し、自身で学ぶ
日本脱毛安全普及協会の公式HPより、希望する級の脱毛士検定に申し込む
検定試験を受ける
試験1か月後に書面にて合格発表
資格取得

検定教材

脱毛士検定を受ける場合には「脱毛士検定対策テキスト(有料)」が必要です。対策講座や受験申し込み時に同時購入ができます。

ディプロマ(認定証)の発行方法

脱毛士検定に合格したあと、会員制度へ申請することによってディプロマ(認定証)の発行が可能です。ディプロマがあれば、お客様へ高い技術と知識を持った脱毛士が在籍することを告知することができます。連射式脱毛を受けたいという方への判断材料にもなるでしょう。さらに、上級脱毛士合格者が在籍する場合は、別途認定サロンとしての認定証の発行も可能です。

脱毛サロンを運営で使える信頼度の高い民間資格とは

脱毛サロンを運営するときに使える資格の中から、信頼度の高い民間資格を紹介します。これらは、民間資格とはいえ美容業界でも有名な協会・団体が提供しているものです。脱毛に関する資格なので、参考にしてみてください。

認定上級エステティシャン資格

日本エステティック業協会(AEA)が認定する資格のうちの一つです。フェイシャルとボディに関する知識と技術があり、熟知しているエステティシャンとして認められます。AEA基礎資格「認定エステティシャン」を取得したあと、さらにカリキュラムを取得し「上級認定エステティシャン」の取得を目指します。

1次試験(筆記試験)に合格すると、2次試験(実技試験)の受験が可能です。AEA認定校では、実技試験対策講座や模擬試験を行い、AEA認定試験アンバサダーである講師が相談にのるなどのバックアップ体制が整っています。

受験資格

フェイシャルか、もしくはボディに関する2年以上の実務経験としてあることが条件です。さらに、AEA認定エステティシャン資格を持っているかが問われます。

資格が無ければ、日本エステティック試験センター加盟の各団体が認定しているエステティシャン資格を有している場合でも受験ができます。あわせてフェイシャルか、もしくはボディに関して1年以上の実務経験が必要です。

CPE(認定電気脱毛士)

電気脱毛士の認定資格のことで、日本スキン・エステティック協会(JSA)が認定する資格のうちの一つです。アメリカの電気脱毛士団体であるAEA(米国電気脱毛協会)が優秀な電気脱毛士としてCPEを推奨しており、世界でも電気脱毛士を紹介するときに医師が重要視するなど、信頼性の高い認定資格と言われています。

受験資格

CPE予備試験(実技)の合格者であり、電気脱毛の実務経験として1年以上であることが必要です。合わせて実務時間経験が600時間以上ないと受験できません。そのほか、CPE認定資格が失効してから5年以内である場合や、アメリカの州の免許である「電気脱毛ライセンス」を取得してから1年以上の実務経験がある場合も対象です。CPE取得者が更新する場合に受験することができます。

資格の更新

資格の有効期間は5年間です。自動更新する場合は、5年間のうちにCEUセミナー・講習会・通信教育を受講して、なおかつ75時間分の継続教育ポイントを取得することが必須となります。継続教育ポイントを取得できない場合は、自動更新ができないため注意が必要です。再度CPE認定試験を受験することになります。

認定トータルエステティックアドバイザー資格

日本エステティック協会(AJESTHE)が認定する、上級エステティシャンの上位資格です。エステティックを総合的に理解し、お客様が求める実践力やサロンでの指導力のあるエステティシャンに与えられます。

資格取得の条件

まず、AJESTHEが認定する「上級エステティシャン資格」か「CIDESCO資格」の取得者でなければなりません。
さらにその資格を取得後、2年以上または通算5年以上の実務経験があることも必要です。資格取得講座を受講していること、資格取得試験に合格していることも条件になります。

資格取得試験の内容

筆記試験は、選択式問題で60分
筆記試験の出題範囲は、新エステティック学第2版の理論編・技術編より
実技試験はプレゼンテーション5分・ロールプレイング10分
実技試験は設定されたテーマにあわせて、試験管2名をサロンスタッフと想定したうえで行う

脱毛サロンの経営に必要な資格についてのまとめ

脱毛サロンの経営は、国家資格を取らなくても簡単に開業することができます。そのため、脱毛は大きく分けると「光脱毛」と「レーザー脱毛」に分かれますが、脱毛サロンが扱えるのは医療脱毛にあたらない光脱毛です。

しかし、光脱毛ができるとしてもお客様の立場からすると、資格を持っているスタッフが在籍する脱毛サロンの方が信頼されるでしょう。また、働いているスタッフ自身も、スキルアップを目的として資格をとることにやりがいを感じることもあります。脱毛の資格の勉強をする女性脱毛サロンの経営を考えている場合は、民間資格を取得することを選択枠として検討してみてください。

子供脱毛(キッズ脱毛)対応の業務用脱毛機とは?子供脱毛(キッズ脱毛)のメリットや注意点も紹介

近年子供の脱毛にも注目が集まっています。毛深い悩みを抱えている子供の悩みを解決するのが子供脱毛(キッズ脱毛)です。

子供脱毛(キッズ脱毛)を脱毛サロンのメニューに加えたい場合、どの業務用脱毛機を選べばいいのでしょうか?
そもそもの子供脱毛(キッズ脱毛)のメリットや注意点、子供脱毛機を使うサロンやエステを選ぶポイントについても解説しながら、子供脱毛(キッズ脱毛)向け業務用脱毛機についてもまとめます。

子供用脱毛機(キッズ脱毛)とは

子供の皮膚は、大人に比べて薄くダメージを受けやすいのが特徴です。子供用脱毛機とは、そんな子供の肌にダメージを与えないように配慮しながら脱毛を行い、発毛を予防することを目的とした機器です。

キッズ脱毛として施術すれば、毛深いなどの思春期に感じる悩みなどを解決してくれます。

子供用脱毛機(キッズ脱毛)の安全性

子供脱毛機の特徴は、一般的に使われる脱毛機に比べて、痛みが少ないことです。

業務用脱毛機の中には、子どもモード(キッズモード)では、出力を下げ、痛みを少なくする工夫がされており、安全面に注力しています。
無痛脱毛を実現する機器もあると言われ、痛みを感じやすい大人の脱毛にも利用されることがあります。

また「肌へのダメージ」も気になるでしょう。通常の脱毛機での施術では、毛根を熱によって焼いてムダ毛を処理するのですが、この熱処理が肌トラブルのもとになることもあります。

しかし、子供用脱毛機で行うキッズ脱毛では、ロングパルス発光などを用いて弱いエネルギーでじんわりと温めながら照射をするのが主な施術方法です。(施術方法は脱毛機による)

子供用脱毛機(キッズ脱毛)を使う理由

なぜ、子供が脱毛をするのでしょうか。キッズ脱毛を提供するサロンやエステが増えてきました。子供用脱毛機(キッズ脱毛)を使う理由について解説します。

ムダ毛を気にするキッズが多い

小学生でもムダ毛の悩みがあると言われており、思春期が始まる小学校高学年あたりが多く見られます。ムダ毛のことで友達からからかわれることで、意識が芽生えることもあるでしょう。ネット上の情報など、昔と違った環境の変化もあります。また、親が脱毛をしていることで脱毛が身近になることも理由の一つです。

体育の授業やプールに入るときに気になる

手足や脇などの肌を見せる機会が多い「体育の授業」や「プール」などでは、ムダ毛が気になります。ダンスやバレエなどの習い事でも同じです。毛深いと日頃から気にしている子供が、脱毛をし始めるきっかけとなる場合もあります。

ファッションを楽しみたい

おしゃれに目覚める時期と重なることもあるでしょう。ファッションを楽しみたい、モデルのようになりたいなど、毛深いことを忘れておしゃれをするために脱毛をする子供が増えています。

子供用脱毛機(キッズ脱毛)のメリット

子供がムダ毛で悩んでいるときに、使用するのが子供脱毛(キッズ脱毛)です。
メリットについて解説します。

ムダ毛の処理がきれいにできる

大人の脱毛と同様に、ムダ毛の処理がきれいに仕上がることが挙げられます。自分で脱毛するよりも安全で、仕上がりのいいのが魅力です。さらに、子供仕様なので簡単に使用できます。

自己処理でも肌を痛めない

子供の肌は、柔らかくて敏感です。毛抜きやカミソリなどで自己処理を続けると肌トラブルを起こしかねません。毛穴に余計な刺激を与えて黒ずみがひどくなる可能性があります。

子供用脱毛機では、そのような自己処理に伴うトラブルを回避し、負担なく脱毛を行うことが可能です。

ムダ毛へのコンプレックスを解消

思春期になると、毛が濃くなる傾向があります。「自分は人よりも毛深いのではないか」とコンプレックスになっている子供もいるでしょう。ムダ毛が周りの目に触れることが気になってしまうと、集中して学校の授業や部活に打ち込むことができません。

キッズ脱毛をすることで、ムダ毛によるコンプレックスが解消することによって、より楽しい学校生活を過ごすことができます。

子供用脱毛機(キッズ脱毛)の注意点

ムダ毛の悩みを解消してくれるのが子供用脱毛機(キッズ脱毛)ですが、メリットだけではありません。注意点を理解したうえで子供脱毛を始めましょう。

成長期で再度脱毛が必要

キッズ脱毛の場合は、成長期でありホルモンバランスの不安定な時期です。大人よりも毛周期が安定しないので「高い施術料を払ったのにまた生えてきた」ということがよくあります。毛穴から生えてくる時期が、場所によって違いがあり、毛の生え方も不安定です。大人よりも脱毛回数が増える可能性があります。

日焼けすると脱毛ができない

日焼けをしている肌は、脱毛ができません。脱毛サロンが行う「光脱毛」の場合は、毛の部分にある黒いメラニン色素に反応します。

肌が日焼けした状態であると、毛だけでなく日焼けした肌にも反応してしまうため、マシンでの施術ができません。子供は日頃から、大人に比べて日焼けをしやすい環境にいるので、キッズ脱毛をするタイミングに注意しましょう。

子供は痛みを感じやすい

脱毛の施術について、個人差はありますが、大人に比べて子供は痛みを感じやすいものです。大人では耐えられる程度の痛みであっても、敏感でデリケートな子供の肌には刺激が強く激しい痛みを感じる場合があります。

熱さや痛みをしっかりと伝えられる年齢になってからの脱毛がおすすめです。照射を弱めることはできますが、そのかわり効果が半減することもあります。

子供用脱毛機(キッズ脱毛)を使うサロンやエステを選ぶポイント

子供用脱毛機などでキッズ脱毛を行う場合は、どんなサロンやエステがいいでしょうか。
最近、増えているのが親子で脱毛に通うスタイルです。また、キッズ脱毛専用メニューを提供している脱毛サロンやエステが増えています。この2つのポイントについて解説します。

親子脱毛ができる

子供が脱毛について興味を示した時には、親も自分の脱毛について見直すきっかけにもなるはずです。その結果「親子脱毛」を行っている家族が増えていると言われています。親子で利用できるサロンやエステがあり、親子割・ペア割などのサービスがあるので便利です。脱毛料金の負担が軽くなるなど、一緒に通うメリットがあります。また、一緒に通えば、子供の脱毛状況がわかるので親も安心です。

年齢制限をチェック(7歳以上など)
親子でのお得なプランがあるか

キッズ脱毛専用メニューがある

キッズ脱毛を行っているサロンやエステでは「初回キッズ限定割引」や「キッズ特別価格」などのサービスメニューを提供していることがあります。
また、中学生以下限定・高校生限定など、年齢別に設けたコースメニューがあるので便利です。キッズ脱毛初回体験などの初めての方が安心して施術できるメニューもあります。

子供脱毛機(キッズ脱毛)のまとめ

通常の脱毛機にも、子供脱毛モードを搭載しているタイプがあります。家庭用の脱毛機で子供脱毛をするのもいいでしょう。しかし、子供が自分で行うには難しい場合もあります。どちらかと言えば、きちんと脱毛サロンなどの専門家がいる場所で脱毛をした方が、手間がかからずきれいに仕上がります。初めて子供脱毛(キッズ脱毛)を行う場合は、プロにお任せしてみてはいかがでしょうか。

子供脱毛(キッズ脱毛)対応の業務用脱毛機の選び方

※調査中

業務用脱毛機の選び方・比較するときのポイントは?

業務用脱毛機の選び方 医療用脱毛とエステ脱毛の違いは?

業務用脱毛機は「医療用脱毛機」と「エステ脱毛」があります。
医療用の脱毛機は医師や看護師など、医療の資格を取得している人でないと使用することができません。

エステ脱毛をする人も医療脱毛との違いを知っておくことでメリット・デメリットがより理解しやすくなります。

■医療用脱毛

医療用脱毛はメラニンに反応するレーザーを使用して、毛母細胞や毛乳頭など発毛のための細胞を破壊します。「永久脱毛」といえるのは医療用脱毛のみです。
医療用脱毛機にもレーザー波長がそれぞれ違うので、数種類の機械を使って施術しているクリニックもあります。

出力が高いため毛が生えてくる細胞を破壊する力が強く、数回でも効果がでます。200℃以上でないと細胞が破壊されないので痛みを伴うのがデメリットです。
また、成長期の毛にしか効果がないため、毛周期に沿った施術が必要です。

【脱毛期間】
1年~1年半

【脱毛回数】
5~10回

■エステ脱毛・脱毛サロン

エステ・脱毛サロンで使用できるのはメラニンに反応する光を使った「光脱毛」がメインです。

安全に使用するために出力を抑えているため、毛が生えてくる細胞を破壊することはできません。繰り返し使用することで毛が細くなる、少なくなるといった「抑毛効果」は期待できます。

表皮に熱が集中するので、輪ゴムではじかれたような痛みがあります。
通常の光脱毛はメラニンに反応させるので成長期の毛にしか効果がないため、毛周期に沿った施術が可能です。

【脱毛期間】
1年半~3年

【脱毛回数】
10~20回

脱毛方式から選ぶ

光脱毛の方式には「IPL」「SHR」「SCC」などいくつかの方式があります。
IPLとSHRのハイブリッド式の機械も増えています。まずは、それぞれの方式を理解して自分が求めているサービスにあったものを選ぶようにしましょう。

【IPL方式】

光を照射してメラニンに反応させて熱を作り出し、毛が生えてくる元になる毛細胞にダメージを与える方法です。62℃~65℃でダメージを与えることができるので痛みがなく、肌にもやさしい方式です。

メラニンに反応させないので毛周期にも関係なく施術ができ、白髪や産毛、日焼け肌にも効果があります。

【SHR脱毛(蓄熱式】

SHR脱毛は毛根や毛母細胞をターゲットとしている「IPL式」とは違い、バルジ領域という発毛を促す指令を送る働きをしている細胞にダメージを与える方式です。

【SSC方式】

SSC脱毛とはビーンズジェルというジェルを塗ってから、クリプトンライトという光を浸透させることで、抑毛効果を出すという脱毛方式です。肌にやさしい施術ですが、光のエネルギーが弱いため、太い毛やヒゲなどには効果ができにくいと言われています。

脱毛機選びのポイント②機能

光を照射するときに連続して照射できる「連射機能」をウリにしている機械も多く、●秒で〇発といった表現も多く見かけます。

連射機能によって施術時間は短縮できるので、全身で20分程度のものが主流です。

ただし、連射することで出力が低下するとも言われているので、出力が維持されるマシンかどうか、連射の時間とパワーについて確認する必要があります。

SHR方式では熱を重ねてバルジ領域にダメージを与えることが必要なので、出力が落ちると蓄熱ができなくなるので効果が半減してしまいます。

脱毛機選びのポイント③施術時間

1人のお客様にかける時間が短いほど回転率が上がるので施術時間は大きなポイントです。
光脱毛機の施術時間は全身で20~40分程度が主流です。高速連射機能で施術時間が短縮される傾向にあります。

冷却機能の向上で、ジェル不要で施術できるマシンもあり、さらに施術時間の短縮になります。

脱毛機選びのポイント④ランニングコスト

業務用脱毛器は使用できるショット数に制限があり、定期的にハンドピースやランプを交換する必要があるので、1ショットあたりのランニングコストは重要です。

1ショット当たりの価格が安くても、連射機能などによってショット数が多くなることもあるので、公式サイトなどで事前に確認しておきましょう。また、ランニングコストで重要なのが電気代です。

海外製の大型機の場合、電圧が200Vのものがあり、日本は100Vなので、電気工事が必要になります。初期費用や月々の電気代も差が出てきます。

脱毛機選びのポイント⑤保証

故障や機械の不具合への対応など、サポート体制や保証が充実しているものを選ぶことが大切です。一般的に業務用脱毛の保証期間は1~2年程度ですが、3年の長期保証をしているメーカーもあります。

光脱毛では長時間つかうと「オーバーヒート」を起こすことがあり、故障につながります。オーバーヒートの可能性がある機械かどうか、エビデンス等を確認しておくことが必要です。

脱毛機選びのポイント⑥導入後のサポート

サロンの売り上げを上げるためには導入後のサポートは必須です。導入時の技術研修はもちろん、定期的な研修やオンラインでの相談会などを開催しているメーカーもあります。

新規開業などの場合は。施術メニューの価格設定や集客コンサルティング、各種補助金の申請など開業に関してのサポートがあると安心です。

脱毛機選びのポイント⑦口コミ

業務用脱毛機は導入台数などの正確な数が見えにくく、実績を確認するのはサロンやサロンのお客様の声が重要になってきます。

HPの口コミだけでなく、Instagramや動画などで確認しておくと体験者の声が確認できて安心です。

エステ脱毛・脱毛サロンの光脱毛は抜けない?IPL脱毛・SHR脱毛・SSC脱毛・ハイパースキン脱毛の違い

エステ脱毛・脱毛サロンでの脱毛を考えている人はどこで施術を受けたらいいのか?
どんな脱毛が自分に向いているのか迷うことも多いと思います。また、どんな種類があるのか、それぞれの特徴や効果があるのか、エステ脱毛・脱毛サロン選びについてご案内します。

光脱毛の種類。IPL脱毛・SHR脱毛・SSC脱毛・ハイパースキン脱毛の違い

エステ脱毛・脱毛サロンにはいくつかの種類がありますが、エステやサロンで施術できる脱毛のほとんどは光脱毛です。
医療機関でしか施術することができない「医療脱毛」はレーザー脱毛と呼ばれ出力も強いので医師免許を取得した医師や、その管理の下で看護師が行う施術です。

エステで行う「光脱毛」は光を照射して明るさを感じることから、フラッシュ脱毛とも呼ばれています。

光脱毛はメラニン色素に反応して熱を作り出し、その熱で毛根や毛包にダメージを与える施術です。
医療脱毛と比べて出力が弱いので、毛の成長を抑えたり毛を細くした減毛する効果がありまが、永久脱毛にはなりません。

光脱毛は大きく分けてIPL脱毛、SHR脱毛、S.S.C脱毛、ハイパースキン脱毛の4つの種類があります。

光脱毛の種類 ①IPL(インテンスパルスライト)脱毛とは?

「IPL」は、「インテンスパルスライト」のことで、光を照射してメラニンに反応させて熱を作り出し、毛が生えてくる元になる毛細胞にダメージを与える方法です。
キセノンランプという光を使います。この光は肌の表面で熱が吸収されやすい特性があり、痛みを感じることがあります。「輪ゴムではじかれたような痛み」と表現されることもあります。

比較的広い範囲に照射できるので短時間で施術ができるというメリットがあります。
一方で、メラニンに反応するため太い毛には効果が出やすいのですが、細い毛や産毛、白髪などでは脱毛効果が出にくいという特性があります。ほくろや日焼け肌はメラニン色素が濃くやけどのリスクがあるため施術できません。

また成長期の毛にしか効果がないため、毛周期に合わせて施術を行う必要があります。

毛周期とは「成長初期→成長後期→退行期→休止期」の4段階サイクルを繰り返す

【IPL脱毛のメリット】

・広い範囲に施術できるので短時間できる
・繰り返すことで毛が少なくなる、細くなるなどの効果を感じられる
・フォトフェイシャルなど美肌機能が期待できる

【IPL脱毛のデメリット】

・痛みがある
・やけどのリスクがある
・毛が細くなると抜けにくくなる
・まぶしい

光脱毛 ②SHR脱毛(蓄熱式)とは

SHR脱毛は、Super Hair Removal (スーパー・ヘアー・リムーバル)の略称で、日本語だと『蓄熱式脱毛』と呼ばれます。

SHR脱毛は毛根や毛母細胞をターゲットとしている「IPL式」とは違い、バルジ領域という発毛を促す指令を送る働きをしている細胞にアプローチする脱毛方式です。

毛根の細胞は200~250℃程度の熱がないとダメージを受けませんが、バルジ領域は60~70℃でダメージを与えることできます。
SHR式では弱い光を重ねて熱を作り出し、バルジ領域にアプローチします。メラニン色素に反応させないため痛みが少なく、毛周期にも関係なく施術ができます。
最短2週間で施術ができるので、脱毛期間が短縮できるメリットがあります。

また、SHR方式では、メラニン色素に反応させないので、日焼け肌やホクロの部分でも脱毛が可能です。メラニン色素が少ない産毛や細い毛、白髪などにも反応するので、光脱毛で抜けにくかった毛にも対応できます。

「これから生えてくる毛」を抑えるという方式なので、IPL式に比べると最初の効果を感じるまでに時間がかかります。

SHR脱毛のメリット

・痛みがない(少ない)
・表皮への刺激が少ない
・毛周期に関係なく施術できる
・日焼け肌や白髪にも効果がある
・まぶしくない

SHR脱毛のデメリット

・即効性がない
・蓄熱が十分にできる機会でないと効果がない

光脱毛 ③SSC脱毛とは

SSC脱毛は、(Smooth Skin Control)(スムース・スキン・コントロール)の略称で、日本語にすると、滑らかな肌をコントロールするという意味です。

SSC脱毛はビーンズジェルというジェルを塗ってから、クリプトンライトという光を浸透させることで、抑毛効果を出すという脱毛方式です。

イタリアの医療機器メーカーが日本人向けに開発したもので、光のエネルギーが弱いので、刺激の強いものが苦手な人や肌が弱い人には安心できる方式です。

また、毛根や毛母細胞にアプローチする方式ではないので、毛周期に関係なく、最短2週間で施術が可能です。

弱い光と抑毛ジェルの組み合わせによって効果を出すので、減毛はゆるやかです。
太い毛やヒゲなどには効果を実感するまでにかなりの時間がかかります。

SSC脱毛のメリット

・敏感肌・肌が弱い人にも施術ができる
・やけどなどのリスクがない
・美肌効果がある

SSC脱毛のデメリット

・効果実感が弱い
・脱毛完了に時間がかかる
・太い毛やヒゲなどには向かない

光脱毛 ④ハイパースキン脱毛

ハイパースキン脱毛は弱い光で「バルジ領域」にダメージを与える蓄熱式の脱毛法です。
今生えている毛ではなく、毛が生えてくる前の「休止期」と言われる時期に行う脱毛法です。

メラニン色素に反応させて熱を作り出す方式ではないため、白髪や産毛、日焼け肌にも施術が可能です。

体感温度は38℃程度でほんのりとした温かさがありリラックスして施術を受けられます。敏感肌の人やキッズ脱毛としても人気です。

「休止期」の毛にしか効果を発揮できないので、脱毛期間が長くなることや、効果実感に時間がかかることがデメリットです。

ハイパースキン脱毛もメリット

・敏感肌・肌が弱い人、キッズ脱毛でも安心
・痛みに弱い人や光脱毛に不安がある人にも進めやすい
・美肌や美白の効果もある
・やけどのリスクがない

ハイパースキン脱毛のデメリット

・休止期の毛にしか効果がないので時間がかかる。
・太い毛やヒゲは効果を感じにくい
・新しい脱毛方式で実績が少ない

光脱毛の種類についてまとめ

光脱毛と一口で言っても、IPL脱毛・SHR脱毛・SSC脱毛・ハイパースキン脱毛 などのさまざまな種類があります。また、メーカーごとに独自の脱毛方式を命名していたり、SHR脱毛であっても、メーカーごとに定義が異なることがあります。

業務用脱毛機を選ぶ際には、脱毛方式については、事前にメーカーにきちんと問い合わせ・確認をして下さい。
また、今は光脱毛機以外の次世代のLED脱毛機も登場し始めておりますので、光脱毛以外の選択肢も考えてみるといいかもしれません。

おすすめ業務用脱毛器