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人気の脱毛サロン業界はトラブルも急増中?注意したいポイントを解説!

脱毛は、人の肌に施術を行うため、中にはトラブルになることもあり得ます。
脱毛に関するトラブルとはどのようなものがあり、どのように対処すべきなのでしょうか。

この記事では、脱毛や脱毛サロンの運営において起こりうるトラブルを紹介し、さらにトラブルが発生しないためにどのような対策を行うべきかについて解説しています。
これから脱毛サロンを展開しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

脱毛・脱毛サロンで起こりうるトラブルについて

新型コロナウイルス感染症により、さまざまな業種が打撃を受けて減収や閉店などのダメージを受けている中、脱毛業界はますますの発展を見せている珍しい業界です。
中にはセルフ脱毛サロンなど、これまでの概念を超えた業態も誕生し、今後ますますの発展が見込まれています。

その一方で、脱毛や脱毛サロンに関するトラブルが増えていることも事実です。
2021年には、国民生活センターに脱毛に関する相談が4,106件寄せられ、前年より1,200件も増えている実情があります。
ここからは、脱毛サロンのオーナーの視点で見た脱毛サロンで発生しうるトラブルについて解説します。

契約に関するトラブル

脱毛に関するトラブルで最も多いのが、契約に関するトラブルです。
消費者生活センターに寄せられた、脱毛サロンの契約に関する相談で代表的なものとして、「断っているのに不要なコースを契約させられた」「オプションでケア用として化粧品を買わされた」「すすめられたオプションで別料金が発生した」「もともと聞いていた値段と違う(無料と聞いていたのに料金を取られた)」などがあります。

これらのトラブルは、契約時に脱毛サロン側と顧客の認識が一致していないために起こることが多いケースです。

書類や資料を作成し、顧客の不安や心配を解消してから契約していれば防ぐことができます。
契約書や同意書で明文化するだけでなく、イラストなども取り入れた契約に関する資料を用意しておくとさらに認識の相違は解消され、トラブルになることもないでしょう。

効果に対するトラブル

顧客の中には、自身がイメージしていたり説明を受けたような効果が見られなかったりするということで、解約・返金を希望するといったトラブルも多く見られます。
体毛のサイクルなどには個人差があり、すべての顧客が一律で同じ期間に同じ効果を得られないことを事前に十分説明しておくことでこのトラブルも回避できます。

また顧客が施術師に対し、施術や効果に対し不信感を持っていることで効果が表れにくいという場合もあるでしょう。

施術師は、施術や脱毛に関する知識や技術をつねにアップデートしておく必要があります。
また、顧客のデリケートな部分に関する施術になるため、顧客の心もケアできるようなトーク術を磨いておくと顧客の信頼を受けることができ、トラブルをおさえられます。

皮膚に対するトラブル

人間の肌は千差万別に異なる特徴をもっています。
また同じ人でも体調などにより、脱毛施術後にトラブルが発生したりしなかったりすることが起こりえます。

脱毛施術後の肌や皮膚に関するトラブルで、消費者生活センターに寄せられた相談は、やけど、患部の痛み、ひりひり感、色素沈着、肌荒れ、硬毛化などです。

業務用脱毛機は、光脱毛が多く機械の出力を上げることにより、施術も早く済みますが、その分肌に与える負担が大きくなります。
どの症状も起こってはならないものですが、やけどの跡や色素沈着など目にはっきりと見える形で症状が出ると、顧客の信頼を失いその失望感が大きな怒りになってしまいます。
最悪の場合、訴えられることもあるかもしれません。

大きな問題に発展させないためには、毎回施術前にカウンセリングをしっかりと行い、その日のコンディションに合わせた施術を行うことが必要です。
地道な行動がトラブルを減らすことにつながることを忘れないようにしましょう。

また、万が一施術中にやけどなどを負わせてしまった場合などには、すみやかに提携している医療機関を紹介するなど心身のケアも大切です。

トラブルを起こさないための対策方法

脱毛には、さまざまなトラブルが起こることが想定されます。
トラブルが大きくなればなるほど、サロンの運営は難しくなり金銭的な問題も発生するでしょう。

こうしたトラブルを防ぐためには、開業前からしっかりとした対策を行っておくことが必要です。ここでは、代表的な対策をいくつかご紹介します。

脱毛機の性能を熟知しておく

サロンに置く脱毛機を選ぶ際には、メーカーから十分な説明を受け納得したものを導入するようにしましょう。
最初から1つのメーカーに決めて脱毛機を選ぶのではなく、いくつかのメーカーをピックアップして比較することも大切です。

施術方法はもちろん、起こりうる肌トラブルやその対処方法などをしっかり理解します。
修理やメンテナンスのスパンや、消耗品・部品の保有期間なども確認しておきましょう。
また可能であれば購入前に自分自身もその脱毛機で施術を受けておくと安心できるうえ、顧客への説明にも信ぴょう性が増すのでおすすめです。

事前研修は入念に行う

脱毛サロンの開業前には、実際に施術を行うメンバーに十分な研修と実習を行います。
脱毛機のメーカーからトレーナーを呼ぶといいでしょう。
施術だけではなく、顧客をリラックスさせ、継続して通おうと思わせるようなトーク術なども学ぶ必要があります。

またトラブルが発生した際に、まず顧客の立場に立って対応できるようなシミュレーションも行っておくことも大切です。

信頼できる機関と提携する

万が一、大切な顧客の肌にキズを残すことになった事態に備えて、信頼できる医療機関と提携を結んでおく必要があります。
トラブルが発生した場合に、速やかに連携を取って処置ができるようにしておきましょう。
脱毛機のメーカーにも報告と相談するようにしてください。

最悪のケースとして、訴訟問題などに発展することも考えられるため、弁護士や専門家とも連携を取っておくと安心でしょう。
問題が大きくなって自分たちの手に負えなくなった場合は、警察に相談することも対策のひとつです。

真摯な態度で顧客と向き合う

いくら万全の体制を整えて開業したとしても、場合によってはトラブルが発生するかもしれません。
その場合は、たとえ医療機関や弁護士・専門家と連携を取っていたとしても問題を丸投げするようなことをせずに、真摯な態度で顧客と向き合いましょう。

すべてを相手の言い分に従う必要はありませんが、誠意をもった謝罪と対応が必要です。
誠意をもって対応することで、顧客の怒りも少しは鎮静化させることができるでしょう。
そのうえでしっかりと話し合いを行い、両者が納得できるように話を進めることが必要です。

脱毛サロンで起こりうるトラブルとその対策法のまとめ

この記事では、これから脱毛サロンを展開しようと考えている人に向けて、脱毛サロンで起こりうるトラブルとその対処方法について解説しました。
人間の肌はそれぞれに異なるため、万全の体制を整えていたとしてもトラブルは起こることが考えられます。

そのような場合でも、事前に研修を行い対策を取っておくことで、トラブルの重篤化を防ぐことができるでしょう。
この記事を参考に、ぜひトラブルの少ない脱毛サロン運営を目指してください。

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